2022.2.1(火)
キャブを取り付けるにあたってエアクリーナーボックスを取り付けるのが面倒な作業なのでエアクリーナーボックスを外し中のフィルターもチェックしようと思い外していくことに。
エアクリーナーボックスはボルト2本で固定されています。
外したクリーナーボックスを裏返すと四隅をネジで固定されています。
うーん、チョット汚れているけど…まぁ、いいか。
元に戻してキャブに取り付けます。
この状態のままエンジンに取り付けていきます。
形になってきました、もう少しです。
今度はスロットルバルブをキャブ本体に取り付けていきます。
*ここで注意しておきたいのが、スロットルバルブには方向があるということです。
上の写真のスロットルバルブの溝が上から下まであるのが左側にくる。
下の写真はスロットルバルブの下の方にだけ溝があり右側のスロットルストップスクリュがある方にくる
このスロットルバルブの方向を間違えて組み付けると、エンジンをかけた瞬間にアクセル全開状態になる。
私はその昔これを逆に組み付けてアクセル全開状態になってかなりあっせった記憶があります…まぁ、何事も経験ですね。
あとはチョークワイヤー、バイスターターの配線、燃料ホースを組み付けてひと段落です。
この後は、燃料を入れてエンジンをかけてキャブの微調整を行なっていきます。
*この時エンジンがかかったらしっかりエンジンを温めてからキャブの調整をしましょう。
キャブをオーバーホールすると、アイドリングが不安定だったりアイドリングが高すぎたり、低すぎてアイドリングしないということがよくあります。
この微調整をスロットルストップスクリュとエアスクリュを締め込んだり緩めたりして調整します。
エンジンをかけたら、いい感じの回転具合のところになるようにスロットルストップスクリュをねじ込んでみたり緩めてみたりして調整します。
締め込むとアイドリングの回転数が高くなる。
アクセルす少し開けて、回転数が落ちていくスピードがちょっと遅いとか早いなどがあればエアスクリュを締め込んだり緩めたりして調整していきます。
この辺りの調整は文にして説明するのは難しいですね…まぁ、キャブをバラす前のエアスクリュとスロットルストップスクリュの状態から大きく外れることはほぼほぼないので基準の数値あたりで調整しましょう。
もしどれだけ調整してもうまくいかない場合は、ジェット類にゴミなどが詰まっている、油面が適切でないなどの原因が挙げられます。
なので調子が出ない場合はもう一度キャブを分解し掃除する羽目になるので私はキャブに関しては結構慎重に作業します。
キャブの調整が終わったので、こうなれば早く乗りたくなるのが人の性。
ということで今日はキャブの調整までで終わる予定だったのですが、急遽チェーンを付けてチョット試走してみました。
問題なさそうでした。
ここまでくるともう少しで完成です。