高千穂峰 ★☆☆☆☆

2024.6.1(土)

今回は鹿児島県と宮崎県の境にある高千穂峰に来ました。

まずはこの山について少しご紹介したいと思います。

ここ高千穂峰は神話の舞台になったと言われている場所で、『天孫降臨(てんそんこうりん)』の地とされています。

*天孫降臨とはアマテラスオオミカミの孫ニニギノミコトが神の住む地高天原から地上に降り立ったと言われている所。

ニニギノミコトが天孫降臨した際に天の逆鉾を突き刺したという伝説が残っています。

天の逆鉾は逆に突き刺さっている、つまり逆だと思われていたが最近では『逆(さか)』ということではなく『賢さ』や『繁栄』を表す意味なんじゃないかという説もあるようだ。

他にもこれを作ったのが薩摩(現在の鹿児島)の16代当主島津義久が建立したとか…色々な説があります。

駐車場から撮った一枚で、「あの右が山頂か?すげぇなぁ〜」と思っていましたが…実は違うんですねぇ…まぁ、それはおいおい。

ここにはビジターセンター、食事処、などがあります。

9時50分に出発します。

今回の登山ルートはこんな感じです。

10時ちょうどに登山口に到着、ここから本格的な登山になります。

最初はこんな感じで石畳が続きます、影になっていて暑くなくてちょうどいいです。

ここからちょっとずつ登りが始まります。

コガクウツギだと思われます、そこらじゅうに咲いていました。

今回の登山は火山を登っていくので足場はお世辞にもいいとは言えません…握り拳大の石にその石が細かくなって滑るしこの傾斜角。

下ってくる人は足を取られて転けている人や靴のソールが取れて歩きづらそうに降りてくる人もいました。

登山前にどこかでソールの剥がれがないか?靴紐は大丈夫か?みたいな注意看板を見た気がしたが、特に気にすることなくここまで来たが…まさか本当にソールが取れている人に出会うとは思いもしませんでした。

今回の教訓は登山前の準備でソールのチェック、ソールが取れた時用の何か対策を考える必要があると思った。

ミヤマキリシマです、ビジターセンターで咲いているとは書いていましたが散り気味とあったので残っていてラッキーでした。

普通に写真を撮ってもこの傾斜をうまく表現できないのが悔しくて、ちょっとしたから煽り気味に撮影してみました…だいたい立った状態から見た傾斜に近いと思います。

駐車場があんな遠くに…そして、現在立っている場所が駐車場から見た時の左側の峰のところです…でちょっと行くと…

お鉢でした !!かなり迫力のあるお鉢でした、駐車場から見て右の山頂だと思っていたのがこのお鉢の一番高いところでした…で、振り返ると。

もう一個奥に峰が…まさかあれが山頂!?

なのでお鉢の奥に高千穂峰の頂があり駐車場からは見えなかったんです。

クモがいたんですが…こんなクモ見た事ないなぁ…いや、そんなことよりよくこんな高い所に生息しているなぁ。

ここでお参りをして最後の登りに挑みます。

ここからもまた傾斜がキツく、降りてくる人とのすれ違いと足元の滑る土質に注意して登りましょう。

11時20分に無事登頂しました!1時間半くらいで登頂できました。1574mでした。

そして、今回なぜここに来たかというと…高千穂峰の頂に突き刺さっている『天の逆鉾』

これを幕末の英雄坂本龍馬が妻お龍とこの山に登り一緒に引き抜いたと噂されている鉾で随分前から見てみたいなぁと思っていたので今回これが実現できて本当によかった。

ここに来て思ったけど…あの鉾は本物なのかなぁ?レプリカ?ビジターセンターで聞いてみたらよかった。

12時30分に無事下山しました、それからビジターセンターを訪れじっくり見学。

天の逆鉾のレプリカが展示されていました。

他にも、龍馬が天の逆鉾を引き抜いた時の様子やスケッチなどが書かれた書状を姉に送っている資料なども展示されていました。

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