震災ミュージアム(KIOKU)

2024.11.10(日)

ここにはロビン像があるということで来てみた。

駐車場の前にあるこの鉄の物体は昨日見た橋の一部だそうです。

この山のはげた部分が地震で崩れた部分だそうで、その下にあった集落とかが被害にあったそうです。

KIOKUの展示物には原型を留めていない車、町の写真などが展示されていました。

そして、屋外の施設へ…あれ?なんかこれTVで見た記憶がある…たしか遠隔操作で建物内部へ入っていって内部の被災状況を見るものだった気がする…そこで、ガイドさんに訊いてみた。

「あのぉ〜ここって何年か前に遠隔操作で内部へ入っていくのやっていませんでした?」

すると、ガイドさんは「あっ!それ私出てました!!よく覚えてましたね!もう4年くらい前ですね。」とのことだった。

階段が折れて下の階に垂れ下がっています。

そしてこれが断層で、今年の元旦に起きた能登半島地震(縦ズレ)とは違い横にズレた断層だそうです。

たしかに能登半島地震をテレビで見たが、縦に数メートルの段差があったのに対して、これはほぼ並行で段差がないのが大きな違いだそうだ。

ガイドさんの話ではこの断層の保存は大変だったそうです、屋根をつけ断層の周りにモグラ対策のシートをつけたりの対策をしたそうです、そうしないとこのような断層はすぐ分からなくなるそうです。

ここの建物はもともと九州東海大学の情報処理系の大学だったそうで、当時多くの学生がここにいたそうで、実はこの地震で亡くなった生徒さんがいたそうです。

正面からの写真ですが一見すると被災した建物には見えませんが、下の部分の部分が…

こう…ズレています。

柱が、サッシが、壁が今にも崩れそう…建物内部にあるカレンダーは当時のままの4月で止まっていました。

もともとこの建物は一つのつながった建物でしたが、崩れそうな状態なので解体し3分割したそうです。

右の建物と中央の建物では45cmほど段差ができたそうです。

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