2024.5.11(土)
ここ御所が岳の山頂は以前馬ヶ岳から縦走して山頂に行きましたが、今回は御所ヶ岳の登山口から山頂へ向かう事に。
Googleマップで御所ヶ岳と検索すると…みやこ町の方にルートが表示されたので従って行っていると、農場の方へ…とても登山口があるようには思えなかったので、地図で再確認しようとすると農場の方が出てきて話を伺うとどうやらちょうど反対側の行橋市に登山口があるとのこと。
地図で御所が岳神籠石中門に目的地を変更して、到着。
6時50分に出発。
登山口手前に何やら大きな石があるそうなので行ってみることに。
こんな感じで真ん中に水が流れて削れた感じでちょっと歩きにくいので、右側の所を歩くことに。
あった…たしかにデカイ。
この岩の奥から東門というところへ続いているみたいなので行ってみることに。
道がなくなり藪に…藪を漕ぎ分け進む気にはなれなかったので引き返して登山口に向かう。
駐車場から25分くらいで到着。
今回はこんな感じのルート、現在地(登山口)→東門→列石→ホトギ山(山頂)→奥の院方面→中門→登山口→駐車場。
最初はちょっと急登。
列石に到着、ちょっと休憩をしてスタート。
途中にはこのように列石の保存らしき箇所も。
急登になり始めたのでおそらくもうすぐ山頂だろう。
分かれ道に到着、ここから左に100mで山頂だそうだ。
7時40分に無事登頂…しかし、パッと見ただけで空中に何やら5匹ほど何かが飛んでいる…クマバチだ。
本当奴らは何なんだろう?花の蜜を吸いにきている訳ではなくただ空中でホバリングをしているだけ…写真を撮ろうとしゃがんでいると、かなり近寄ってきます…ほらこの写真の私の左に黒い点…クマバチです。すぐさま撤退。
分岐点まで帰ってきて、まっすぐ進み奥の院の方へ。
途中に巨石の下に台座のようなものが…これ乗せたのかなぁ?それとも自然に?謎です。
ここで分岐、真っ直ぐ行けば奥の院、右に曲がれば中門。
中門の方に進むとこのようなところに出ました、ここはどうやら景行神社と組積建物跡。
ここからの景色は結構良かったです。
階段を下りて中門へ。
石垣が…
よく積んだよなぁ。
ここが中門で、国史跡に指定されているみたいです。
登山口に帰ってきました。
帰りは池の所をと通って帰ることに。
8時50分に無事駐車場に帰りつきました、約2時間の登山でした。
今回訪れた御所ヶ谷は『御所ヶ谷神籠石(こうごいし)』という国指定史跡で簡単にざっくり説明すると、昔〜昔〜(663年)に白村江の戦いが現在の韓国の西部で起きました、白村江の戦いは唐(現在の中国北東部)と新羅(現在の北朝鮮と韓国の北部)が百済(現在の韓国西部)の領土に戦争を仕掛けました、そこで百済が日本に助けを求め日本も軍を出しましたが結果は大敗。
その時に唐と新羅が攻め込んでくることを懸念して九州と中国地方に山城を築き始めます、発掘調査の結果ここもその時代の山城だそうです。
登山と遺跡巡りが出来る一石二鳥の場所でした。