オーストラリア大陸縦断

旅14日目 2019年3月15日

朝起きると何かがカサカサと音がする…音のする方を見てみると!!

メチャクチャデカイです!!確かにズームにして撮っているんですけど、それにしてもです!

これに噛まれたら痛そう…

この日は朝日がこの景色を照らすことを期待していたのですが…残念ながら曇りです…昨日の日が沈んでからと同じ風景でした。

ここから遊歩道を通って違うポイントに行ってみました。

下に降りてきました、下から見上げるとなかなかの高さがあります。

この他にもいくつかのビューポイントがあるみたいですが、先を急ぎました。

遂に見えてきました!本土のゴール、メルボルン。

本当はメルボルンに早めについて観光でもと思ったんですが、駐車場とかがなかなか空いていないんですね、なので買い物だけにして観光はしませんでした。

このメルボルンの中心地にはトラム(路面電車)が走っていて、車が通る車線の上に線路があるんですけど、そこを通るときは焦りました…

私「えっ!ここって走っていいの?前にトラムが止まっているんだけど…」

Tくん「バックする?あっダメだ後ろ車が…」

後ろの車からクラクションを鳴らされ私達がオドオドしている間に横からバイクがすり抜けていきました。

Tくん「バイク通ったからいいんじゃない?」

ということで、そのまま通過して事なきを得ました。

これ後で聞いたら、全然通ってよかったみたいです。

旅15日目 2019年3月16日

朝の6時からチェックイン、気づいたらもう車は結構並んでいました。

かなり大きな船です。

それもそのはず、車の収容が500台だそうです。

この船旅は約10時間くらいでした、朝の9時か10時くらいに出港してタスマニアの港に着いたのが夕方の7時くらいだったと思います。

大きな船なので船酔いはあまり心配していませんでしたが、本土とタスマニア島の間の海は結構荒くてじんわりと揺れました。

安宿の外観がないですが…トンボがいたので撮影。

宿を探してゆっくりしたらもう8時くらいでした。

トンボって英語でドラゴンフライって言うんだけど…どの辺がドラゴンなんだろう?

遂に本土を脱出!

次なる冒険へ。

オーストラリア大陸縦断

旅16日目 2019年3月17日

デボンポートの町を散策したんですが、土曜日か日曜日だったのでお店がほとんどお休みでした。

う◯こミュージアムちょっと行ってみたかったんですが…行きたい所を優先したら行く事を忘れていました。

で、今日の目的地はスタンレーという所です。

タスマニアのエアーズロック。

登ってみました。

ここは『風の谷のナウシカ』のラストシーンと噂されているところで、たしかに頂上は風が強くてこの草のなびく感じとかは似ていました。

青い服を着ていくべきでした…

麓の町を散策、こじんまりとした町でカフェとかアンティークショップ、お土産屋さんなどがありました。

ペンギンの看板!

高圧電線があるので注意しましょう。

続いての目的地はバーニーという町で少し戻ります。

ここバーニーでペンギンが見れるという情報があったのでやって来ました。

インフォメーションセンターで話を聞くと、このインフォメーションセンターの裏でガイドの方が無料で案内してくれるということで夕方まで時間潰し。

カモノハシの剥製、実物は見たことがないです。

このペンギンはリトルペンギンというそうで、なんでも世界最小だそうで、これで大人だそうです…実物を見た時はもっと大きい気がしたんですが。

ここのインフォメーションセンターはお土産を売っていたり、何かの説明があったりと暇潰しには丁度よかったです。

少し散策をしていると、パトカーが来て、警察官が見回りにきた…職質を受けるかと思ったら、特に何もなく私たちの前を素通りしていった…、おい!何も聞んのかい!?

逆にこっちから職質をしてみた、するとその警察官は「ここでペンギンが野良犬とかに襲われてないかを見回っているんだ。」と答えてくれました。

へぇ〜、すごいなぁ〜こっちの警察官は、ペンギンにまで気をかける警察官もいるんですね!

まぁ、普通にお仕事なのかも。

で、歩道から岩場をみていると…いました!

この後に、一箇所に集まってボランティアの方からペンギンに関する説明があり、夜間見る為の注意事項を説明してくれました。

これらは、そこにあったペンギンの一年間の行動と注意事項についての説明書きです。

全部は訳しませんが、ここに書いてあることで重要な事だけを訳していきます。

2.プラスチックゴミ、ビニール袋、釣り糸は捨てるな。

ガイドライン要は心得ですね。

辺りが暗くなってからがペンギンを見るのに適した時間帯になります。

フェンスの内側から見るようにしましょう、フェンスから向こう側はペンギンのテリトリーです。

ペンギンの目は光にとても繊細なので係の人が持っている赤いフィルムを使った懐中電灯を使いましょう。

ペンギンとの距離を少なくとも5メートルはあけましょう。

犬禁止。

タバコ禁止。

春:産卵

月と見るのにベストな時間。

9月は6:35pm、10月は8:00pm、 11月は8:45pm。

暗くなってから見れる確率は60%

夏:羽化

月と見るのにベストな時間。

12月は9:20pm、1月は9:20pm、 2月は8:50pm。

暗くなってから見れる確率は80%

秋:羽毛が生え変わる時期。

月と見るのにベストな時間。

3月は8:00pm、4月は6:15、5月は5:40。

*暗くなってからペンギンを見れる確率は50%。

冬:巣作り

月と見るのにベストな時間。

6月は5:25pm、7月は5:40pm、8月は6:00。

*暗くなってから見れる確率は20%

親子で見れる3月に偶然訪れた私達はラッキーでした。

これは子供ですね。

これは、LEDライトに赤いフィルムを被せて照らしています、赤いフィルターはペンギンにとって眩しくないように工夫されているみたいです。

*一眼レフ、スマホなどのフラッシュは一切禁止です。

夜の8時くらいまで見てもいいそうですが、私達は早めに切り上げて本日の目的地に急ぎます。

今日の最終目的地は、クレイドルマウンテンという国立公園です。

ウォンバットさんですが、残念ながら車に轢かれたみたいで亡くなっています。

可哀想ですが、これが現実です。

実際にこの旅で内陸を深夜に運転していると道路をカンガルーが横切ったりして何度か轢きかけました(Tくんが)。

ルーさんじっとこっちを見てました。

今日1日での移動。

こうしてオーストラリア全体で見てみると、タスマニア島って凄く小さく見えるけど実は結構大きいんです。

北海道の一回りくらい小さいくらいの大きさなんです。

オーストラリアがどんだけデカイかって話なんですよ!

オーストラリア大陸縦断

旅17日目 2019年3月18日

クレイドルマウンテン国立公園の駐車場からの一枚。

ここで受付をしてバスでトレッキングコースまで行きます。

大人一人1500円くらい。

ここが登山口ですね。

この看板の隣の台に入山する時に必要な名前とか電話番号などを記入するところがあります。

*帰ってきたら再度チェックをしてバスに乗って帰りましょう。

トレッキングスタート時刻は9時20分。

ほとんどこんな感じで整備されていますが、途中は整備されていないところがあります。

ここはまだ鎖があるから余裕ですね。

私が目指すところはあの赤丸の辺り…霧で全く見えませんけど…

受付でお姉さんから言われた事ですけど…

*霧が出ていたり、雨が降ってきたら絶対に登らないでください。

とりあえず目指します。

クレイドルマウンテンの手前にちょっとした休憩場所?的なものがありました。

分かれ道が出てきて…写真まで撮っておきながら私は✖️の方に進んでしまいかなりの時間ロスをしました…ゾロかよ!

間違った方に進んで来ましたがこれはこれですごい景色でした。

この少し後くらいに私の向かい側から二人の女性が来たのでクレイドルマウンテンに登ったかを聞いてみると「私達は登っていないはわ、クレイドルマウンテンを回る感じで来たから…」

何!?ここで気づくわけですよ!違う方向に20分も進んでいた事に!しかも走って!!すぐさま20分かけて分岐点まで帰りました。

クレイドルマウンテンを少し登ったところで撮った写真ですけど、足場が悪すぎる…これは確かに雨が降ったら登らないで下さいと言われます。

あの白いポールを目印に進みます。

ちょっと休憩、こうして撮ってみるとなんか迫力ある感じがします。

この岩のバランスがすごいです!今にも崩れそうですけど…

前を行っていたオージーに追いついて追い越してしまったが、このオージーなんだかびびっている感じがしたので一緒に頂上まで行くことに。

一緒に登った甲斐がありました、写真を撮ってあげたり、撮ってもらったりと楽しく登山することができました。

もうすぐで山頂。

一方でTくんは、サンダルで来ていたので登らないという事で先にトレッキングコースを行ってしまいました。

1フィート=30.48cm

1500mくらいですか?そのわりには登り甲斐のある山でした。

少し曇っていますが、霧は完全に晴れました。

こんな岩だらけの場所でも植物が生息しているんですね〜。

下山ていると、登ってくる人たちが…すれ違う時は結構緊張します、狭いですしね。

こうして他人が登っている姿をみるとゾッとしますが、私もここを登ったんだなぁと思うと、これを登ったのかよ〜!と心底感心します。

*ご覧の通り途中はロッククライミング的な要素もあるので充分に注意しましょう。

ここから元のトレッキングコースに戻ります。

だいぶ降りて来ました。

無風状態で水面が反射して綺麗に鏡状態!!最高です!!

ウォンバット!!しかも野生です。

かわいい、夢中でお食事中でした。

この子は…何をしているんでしょう?しばらく見ていたんですがずっと穴に顔を突っ込んだままでした…

駐車場に帰り着いた時間は5時40分くらいでした、8時間20分遊んでいた事になります。

正直言ってクレイドルマウンテンのトレッキングコースだけでも充分楽しめましたし、私の場合は山頂まで行っているので大満足です。

*クレイドルマウンテンの山頂を目指す方は充分に注意して登りましょう。

さぁ、移動します。

今日の目的地に向かっている最中にコンバインでしょうか?デカイ…

今日の目的地はロスというところです。

また教会です。

この街のその辺で車中泊をして寝ようとする直前に、Tくんが「明日ってお店休みじゃないよなぁ〜?」と恐ろしい事を口走った…そしてTくんが調べ始めてすぐに「おぃ〜!明日休みだぞ!!」

なっなっ何ぃ〜!休みだと!!おぃ〜何回目だよお店が休みなのは?

とはいえ、この街に着いたのも結構遅くて一日中トレッキングや登山そして運転で疲れていたのでこの町で休憩というより動く気にもならなかった。

オーストラリア大陸縦断

旅18日目 2019年3月19日

今朝はロスという町からスタートです。

綺麗な並木路です。

ホールデンはオーストラリアの自動車メーカーです。

オーストラリア国内ではたまに走っているのを見かけます。

郵便局です。

あの鍵とか電話とかがレトロでセンスがよすぎます!

あの鍵とかなんだかゲームにでてくる宝箱の鍵みたいだもん。

店内はお見上品なども売っていました。

コンビニです。

パン屋さんです。

店内はこんな感じでオシャレです。

何を食べたかは明日の記事で!

食後のデザート!

イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーのアイスクリームです。

雑か!!まぁ、形はどうあれほんのり甘酸っぱくておいしかったです。

どこのお店だったかは忘れましたが、この橋をバックにオーロラが写っている写真が飾ってありました。

ここタスマニアでは稀にオーロラが観測されるそうで、北半球では見られない色をしているそうです。

綺麗なステンドグラスです!

昨日の夜に訪れた教会は鍵が掛かっていたので、おそらくこっちに移転したのかな?

このお店は木材を使用したお土産ショップです。

フォーク、スプーンなど日用品が多くありました。

雑か!パート2…まぁ、これはこれでって気もしますけど…

ここは洋服屋さんとミュージアムが一緒になっていました。

自分たちの刈られた毛で作られた洋服を着る羊さん。

ウール製品って結構値段が高いんですね値札を見てビックリしました。

店内の奥の方にある博物館は無料で、ご覧の通り昔の品々だったり羊の歴史やウールの違いなどが展示されてました。

羊の種類で毛の質とかが違っていました。

本物の電話Boxと町の歴史紹介の電話Boxです。

受話器を取ると何やら説明が始まります。

南に移動します。

ここから先は動物保護区(BONORONG)の敷地内です。

*BONORONGは簡単に説明すると、怪我をした動物達などを保護して面倒を見ているところで、動物園みたいにしているところです。

ここはリーズナブルで、結構広くて種類も多くて面白かったです。

ここの場所はバヌアツで知り合ったポーランドの方から教えてもらった情報です。

3匹の動物が表示された看板!テンション上がるわ〜!!

ウォンバット生後3ヶ月の女の子だそうです。

この飼育員さんにとても甘えていて可愛らしかったです。

出ました!タスマニアデビル!!

見た目は可愛らしいですが、本当に気性が荒く飼育員さんを威嚇したりしていました。

なんといい写真でしょう!偶然にこのY字の部分に顔を乗せてくれました。

こちらは笑カワセミで、鳴き方が笑っているように聞こえるからその様に名付けられたんでしょう、「ゲラゲラゲラ」って感じでした。

おねむです…

この爪とかすごいイカツイです。

これはエサをあげている最中です、ここはカンガルーを放し飼い状態にしているのでルーとの距離が近いです。

しかも、エサはタダであげ放題です。

*エサをあげていいのはルーだけです。

袋ネコです、この袋ネコはこの前『ダーウィンが来た』で放送されていました。

これは、駐車場で撮った一枚です、カラスみたいですが少し違うようです、名前までは知りませんが…これを見た瞬間にあっ!この鳥って!!ジブリアニメの『魔女の宅急便』で出てくるカラスみたいな鳥っぽい!!

まぁ、この鳥は明日の記事の伏線ですね…

少し南に移動しタスマニアで一番大きい街ホーバートへ。

旅はもう終盤。

オーストラリア大陸縦断

旅19日目 2019年3月20日

結局昨日閉まっていたお店にもう一度行く事にして、朝早くにホーバートを出発し1時間半で120キロの道のりでロスに到着。

ロスの町に入るところにアルパカさんが!!

あまりアルパカさんのご機嫌を損ねて唾を吐きかけられる前に写真を数枚撮って撤収です。

ここが私達が行きたかったロス・ベーカリーです。

ここは、『魔女の宅急便』にでてくるパン屋さんのモデルになったと言われているお店です。

外観を見てもそこまで似ているということはなかったです。

パンというよりパイが多かったです。

店内の席は4つくらいしかないので、外でも食べれるようになっています。

私が注文したのはホタテのパイで一番人気だそうです。

緯度42度について幾つかの説明がありましたのでご紹介したいと思います。

*緯度は赤道に対して平行にして地球の表面を南北に測る線。

この42度線を通過する場所はタスマニアのロス(北)、ニュージーランドの南島、チリ、アルゼンチン。

この緯度42度、経度147.5度の交わる場所がこのタスマニアのロスというところです、で、この42度を通過するところで町があるのはここロスだけだそうです。

こんな感じです。

たまに見かけますよね日本語で書かれたTシャツ。

「ん?」って感じです…なので、私も英語で書かれたTシャツを着るときは意味を理解して着ようと心がけています。

残すところあと2日で、この旅が終わるんですが…ここで大きな問題があります、そうここまで一緒に旅をしてきたもう一人の仲間我らが愛車です。

実はタスマニアに入るくらいから色々とFacebookに載せたり、友達などに聞いたりしていたんですが…引き取り手がなくどうしようかと困っていました。

この日の前日にホーバートの市内にあるいくつもの車屋さんを回ったんですが、残念なことに相手にもされませんでした。

そこで、とりあえず売ることを諦めて解体屋さんに持っていくことにしました。

車屋さんから得た情報の場所に行ってみるも、門が閉まっていますが中で音はします、なので恐る恐る近くにあった大きなシャッターのところから声をかけてみると人が出てきました。

話をしてみると「もう週末だから無理だ、週明けの月曜日に来てくれ」と言われたが、日曜日には二人とも飛行機でタスマニアを後にする事になっている…

事情を説明しても無理だの一点張りだった。

途方に暮れて、車に戻り私はGoogleさんでタスマニアの解体屋さんを調べまくりました、すると一件見つけたのでそこに電話をかけてみた。

すると、電話に出た方がちょっと歳を取っている感じ、そのせいもあって声がこもっていて聞き取りづらいうえに訛っている…とりあえず車をみてみるからおいでという話になったので急ぎその解体所へ。

到着して事情を説明し車をみてもらうと、「うーん、分かった、いつ持ってくる?」と聞かれたので「明日の午後はどうかな?」と言うと「それでいいよ。」ってことで話がまとまってひと段落。

オーストラリア大陸縦断

旅21日目 2019年3月22日

車を処分しに行く直前だと思います。

今回の旅の走行距離は9656km!!

ありがとう!そしてお疲れ様でした!!

車を解体屋さんに持って行ってしばらく待っていると、昨日話したオヤジが車両運搬車両に乗って来たが駐車するときに路上に停めてあった誰の車か知らないけれどその車にぶつけた!!

「おい!あのオヤジぶつけやがったぞ!!」「大丈夫か!?」

ぶつけた後に一応みに来ていたが、あぁ、やっちまったなぁって感じだったがそこまで気にもしていない感じだった。

廃車の手続きをして話をしているとオヤジが「お前たちこの車をいくらで引き取ってもらう希望だったんだ?」と聞いてきたので私が「私達も困っていたから200ドルくらいでも良かったんだけど」って言うと…そのオヤジは「ハハ、それは無理だ!」と言いやがった!

200ドルで無理!!じゃぁいくらだったらOKだったんだ!?

たった200ドルで無理…なら聞くなや!!とちょっとイラッときたが、まぁ、こっちはこっちで車を絶対になんとかしなくてはならない状況だったので文句は言わなかったけれど…それなら市内までのバス代くらいは出してほしかったところだよ!!

正直言って部品取りにするにしてもそれ以上の価値はあるはずだし、ワーホリで来ている外国人に1000ドルでどうといえば買い手はいくらでも見つかるレベルだと思うんだけど…

車の件が片付いたのでゆっくりしました。

Tくんとはここでお別れです、Tくんはメルボルンへ。

旅22日目最終日 2019年3月23日

空港には専用のバスが出ています、タスマニアのインフォメーションセンターでバスのチケットを購入できます。

タスマニアデビルにお別れをして一路ゴールドコーストへ。

やはり、オーストラリアはゴールドコーストに始まりゴールドコーストで終わる!

私達が走破した距離は21日で9656km。

一日平均は460kmと大した距離ではなかったですが、それでもこのデッカイデッカイオーストラリアを旅できたことはとてもいい経験になりました。

また機会があればオーストラリアを旅したいですね。

オーストラリア大陸縦断 おまけ

ゴールドコーストで優雅にクルージング!!

留学時代のシェアハウスオーナーの計らいでボートに乗せてもらうことになったのでの今度は海を冒険です。

普段はあの海岸沿いの歩道から海を眺めたり、見ながら歩いていたんですが…こうして海から陸を見るのは新鮮です!!

少し外洋に出たんですが…結構波が荒かったです、その荒波でオーナーは遊んでましたね。

湾内に帰ってきてからは優雅にクルージングを楽しみました、いや、途中から私が操船したので優雅に楽しむではなかったのですが…楽しかったです。

久しぶりに操船しました、と言うのも私は一級小型船舶の免状を持っているので船に関する知識とか操船は少し経験があったので問題はないんですが、さすがに少し緊張しました。

警察も普通に走行しているので…「日本人の私が操縦しても問題ないのかなぁ?」ってことをオーナーに聞いてみるとそれは免許を持っている人がいれば問題ないとのことでした。

ちなみに、日本の免状を持っていてもそれはオーストラリアでは適用されないみたいです。

聞いた話では国同士で条約を結んでいれば使えるみたいですが詳しくは知りません。

川の方に入りパシフィックフェアの方まで操船して帰ってきました。

この時はKくんも一緒だったんですが、帰ってくるとちょっと元気がなかったみたいです…船酔いしたのかなぁ?

なので、途中からずっと操船をしていたので写真を撮れていません。

しかし、これまた貴重な経験をさせてもらいました、オーナーさんありがとうございました!!

さぁ、帰ります。

今回はフィリピンエアラインズを利用しました、本当ならジェットスターで帰るんですがスカイスキャナーで検索した結果ジェットスターさんより安かったのでフィリピンエアラインズにしました。

ブリスベンの街並みです。

すごい密集ですねぇ〜。

バヌアツ共和国

2019.2.16〜2019.2.27

まずはビザ、30日以内の滞在ならビザ申請は不要。

電圧は240Vで50Hz、プラグ形状はオーストラリアから持っていった物が使えたのでハの時形状です。

公用語は英語とフランス語。

時差は2時間で日本が午前9時ならバヌアツでは午前11時です。

私は今までにこんな国に行きましたって話をすると…バヌアツって何処?アフリカ?みたいな話になるので場所をはっきりさせておこうと思います。

バヌアツは太平洋にある島国で、小さい島を合わせると何百という島から一つの国になっています、なので一つ一つの島で独自の言葉があるみたいです。

そもそもなぜオーストラリアワーホリが終了した直後にバヌアツに来たかというとワーホリ終了後にオーストラリアを旅しようと思ったので、ワーホリビザで一度出国してビザが切れてから観光ビザで再入国して旅をしようと考えていたので…

初めはニュージーランド(NZ)でしばらく滞在してからって思っていたんですが、バヌアツから研修で来た人達と仲良くなったので話を聞いていると行きたくなったので、ニュージーを辞めてバヌアツに行くことにしました。

まずは、ケアンズからブリスベンへ。

今回はタイガーという航空会社を利用しました。

手荷物検査の時に検査官が「折り畳み傘は持ってないよなぁ?」と聞いてきたのでもちろんそんな物は持っていないので持っていませんと言った後に理由を聞いてみると「伸ばすと武器になるからな」と言われた。

武器になるのは分かったんだけど…誰がそんなものでハイジャックしようと思うんだろう?と思いながらケアンズを後に。

ブリスベン国際空港に到着。

アボリジニのオブジェだと思います。

ゲートの前で待っていたんですが、アナウンスで時間の変更がありました。

初めの出発予定時刻は午前10時30分でそれが延びに伸びて出発したのは午後の8時くらいだったと思う。

10時間も待たされました…

機内で隣に座ったのが偶然にも日本人の方で出発時間が変更された理由を聞かされました。「いやぁ〜今日飛んでよかったね!サイクロンの影響で今日はもう飛ばない可能性があったんだよ、まだバヌアツ沖で停滞しているから来る可能性があるけどね。」

それを聞いた瞬間にホッとしました、なぜかというと私のビザは数日後には切れる事になっていたのでそのままサイクロンの影響で何日も飛び立たないということになると面倒なことになる可能性があったのでラッキーでした。

*なので、今度からはちょっと余裕を持って出国しようと思います。

ようやく到着日付が変わる直前くらいです。

本来なら昼くらいに到着してゆっくりしているはずだったんだけどなぁ。

問題はここからでした、無事に入国したものの真夜中なので当然両替所は閉まっているので一銭もバヌアツのお金を持っていませんしお店も全部閉まっています。

空港で一泊しようと決め込みベンチに座り明日からの予定を考えていると、空港の警備員さんが話しかけてきました。

あぁ、ここで寝たらマズイパターンかなぁと色々と思考を回らしているとその警備員さんが「ホテルに行かないのか?」と聞いてきたので私は「宿を予約していないしお金を換金していないからどこもいけないんだよね。」と答えると「僕が知っている安宿を紹介してあげるからそこにいけばいいよ」と言い出して何処かに電話をかけ始めた。

この瞬間に、あぁこの感じフィリピンでもあったよ…お金をせびられるんだろうなぁと思って待っているとその警備員さんが「ごめんよ、今ホテルに電話していたんだけどこの時間だから誰も電話に出なかったよ…それで君はここで寝るのかい?」

めっちゃいい人やん!なんかこちらこそごめんね変な人だと疑って…「うん、そうするよ…ここで寝ても問題ないかな?」と聞いてみると警備員さんは「ここで寝るのは問題ないんだけどここは電気がつきっぱなしだから寝づらいと思うから向こうの電気が消えているところで寝るといいよ。」とアドバイスしてくれた。

めちゃくちゃいい人やん!!本当に本当に疑ってごめんなさい。

たしかにバナナファームに研修に来たバヌアツの人達もすごく親切でフレンドリーな人達だったので国民性からしてそこまで警戒する必要はなかったのかも…でも

*どんなに治安がいい国でも油断しないこと!最初は必ず疑ってかかること!!

バヌアツ共和国

空港のベンチでグッスリと寝てました…起きたら朝の10時くらいでお客さんとかも普通に通行している中目覚めました。

無事に換金をしてタクシーで昨日紹介してもらった安宿に行くことに、一泊2000円でした。

間取りはこんな感じでベッド二つにベランダまであり私には贅沢すぎるくらいです。

無事に部屋も確保したので、街まで行こうと下に降りると休憩所で一人の男が声を掛けてきてお互いに自己紹介するとその男は急に日本語で話し始めた。

その彼はフィジー出身で今は日本で暮らしているということで、私が日本人だと分かったから日本語で話をすることになった。

その彼に街までの行き方や所要時間を聞くと道なりに真っ直ぐ歩いて20分くらいで着くよということなので歩いて行くことに。

この看板は津波が来たらこっちに逃げましょうという看板で、この看板の面白いところが逃げている人がアロハシャツというところが面白いです。

確かに街に行けば街行く人の多くはアロハシャツ(アイランドシャツ)です。

あと、津波は英語でもツナミなんです!

街に到着したら、ベンチに落花生を置いてました…なんでだ?

このような木で作ったオブジェは海岸沿いにもたくさんありました。

ANZ…あるんですねぇ。

またありました、そこら辺を歩いている人にこのオブジェの木はヤシの木を加工しているのかを聞いてみると、どうやら違う木を使っているそうだ。

海岸沿いには沢山のヤシの木があったので、そうかなぁと思ったんですが違うみたいです。

市場に到着、まずは市場です!

バナナ…もう見たくありません!

これはヤムイモという芋です。

お土産コーナーです。

アロハシャツ、ヤシの葉であんだカゴ、キーホルダーなどを売っていました。

ここの市場はこのように野菜とかを売っているところとお土産などを売っているところがあり、一番奥にはちょっとした食堂がありました。

こんな花は見たことがないので、パシャリ。

この後にこのメインの島からフェリーで近くの島に行こうとフェリー乗り場まで行きチケットを予約しようと思ったんですが…

サイクロンの影響で1週間は船は出せないと受付のお姉さんに言われました…しかし、どうしても行きたい島があったので何か方法はないかと尋ねてみると、飛行機ならいけると思うから街にある航空会社で聞いてみるといいわと言われたので行ってみることに。

結構多くの人が利用してるみたいで、20分くらい並びました…で飛行機は飛ぶとのことで翌日の便を予約しました往復で30000バツ(日本円で30000円)くらいかかったと思います。

*バツとはバヌアツの通貨です。

*この当時のレートは100バツ100円という感じで日本と同じ感覚です。

また後にご紹介しますが、バヌアツの物価は高いです!

国立博物館です。

たしか入場料は1000円くらいだったと思います。

私、音楽的センスがあまりないのでうまいことできませんでしたが、どの音を鳴らしてもいい音色でした。

砂絵です!

カメ!

これ実は、この博物館で決まった時間にグループで見せているそうなんですが、私はそんなこと全く知らずにここを訪れて受付の方にこの砂絵は見れるかを聞いたところ、「う〜ん、しばらく館内を見て回っていて」とだけ言われて見て回っていると受付の方が呼びに来てくれてこの砂絵を描いている人を紹介してくれて特別に私の為だけに見せてもらう事ができました。

バヌアツに来たら絶対にこれは一度は見るべきですと言いたいです!

これ何がすごいって全部一筆書きなんです!

ちなみに、1枚目の絵は私をイメージして描いてくれたそうです。

この砂絵は昔の人が絵で人とのコミュニケーションをとっていたそうです。

本当、感謝!感激!雨霰!です!

明日はまた空港に逆戻りです…

バヌアツ共和国

バヌアツ空港国内線ロビーです。

本当殺風景です。

プロペラ機です!

もう今ではあまり見ないのでちょっと興奮します。

エファテ島の海!めっちゃキレイ!!

乗り込んだプロペラ機のシートの肘掛けなんですが…

これは直しましょうよ!バヌアツエアーさん!!

タナ島の空港です。

私が来たかった島タナ島です。

みなさん到着したら家族とかが迎えに来ていました、もちろん私のような観光客の方もいたんですがおそらく宿泊施設の方が迎えに来ていました。

一方で私はというと、当然いつものように宿泊施設の予約なんてしていませんし、迎えも呼んでいませんので空港から街までの移動手段がありません…私は空港から町まではタクシーとかバスくらいあるだろうと考えていたんですが、タクシーもバスもありません。

迎えに来ていたほとんどの車が空港を出て右の方に曲がって行ったので右の方に町はあるんだろうなぁと思ったのですが、空港からどれくらいの距離に町があるのか見当もつきません!国際空港のターミナルならフリーWiFiが使えたんですが…とりあえずこの小さな空港ですが、ちょっとした売店があったので地図を見せて貰いながらなんらかの情報を得ようと行ってみるものの誰もいません…しばらく座ってこのまま歩いて行ってみるか店の人が帰ってくるのを待つかを考えていると、売店のところに何やらパンフレットらしき物を置いているのが目に入ったのでそれを手に取って見ていると、後ろから人の気配がして振り返ると明らかに島の人じゃない人が売店の中に入って行った…飛行機から降りた人は全員この空港から出て行くのを見送っていたので観光客じゃないのは明白だったので…「?」だった。

すると、その女性はカウンターの前に立ち私にこう言った「何かアクティビティを探してるの?それとも宿かしら?」私は「うん、宿を探しています。」…えっ!ここの店員さんなの?頭の上に疑問符をいくつも抱えつつも店員さんとのやり取りでまずは宿をゲット出来た、その店員さんは「アクティビティも紹介できるけどどうする?」と聞いてきたがアクティビティは断った。

そして、この少しのやり取りで衝撃のことを言われた、その店員さんは私に「あなたの英語ってオーストラリア訛りね、オーストラリアに留学でもしてたの?」と言われました。

えぇっ!分かるの!?そんなこと…と心の中で思いながら私がゴールドコーストに留学していた事やワーホリで過ごしていたことを話して彼女は納得したようだ、そして彼女はこう言った「私はサンシャインコーストのヌーサ出身なの」…!!えぇっ!オージーなんですか!…でも嬉しかったなぁ、自分では気付かなかった事(たぶん発音とか言い回し)をオージーの人に貴方の英語はオーストラリア訛りね言われると。

*ヌーサはオーストラリアのクイーンズランドにある海の綺麗なところです。

*オージーはオーストラリア人の事

宿の支払いを終えると、その店員さんは私にこう言ってくれた「私はもうすぐで仕事が終わるからその宿まで送ろうか?」と、お願いしました。

車に乗り込んで改めて自己紹介をした、私が日本出身だと言うとその彼女は日本語で自己紹介し始めた!!しかも上手!また頭の上に疑問符です。

話を聞くとどうやら新潟県でELTの先生を数年していたそうで、今はこのバヌアツでスペシャルなビザで暮らしているとのことでした、彼女は久しぶりに日本語で話をしたいからということで宿に着くまでの間日本語で会話をすることに…なんかバヌアツに来てから日本語ばかりで話をしているなぁ。

空港から車で20分くらいで到着。

こんな感じでかなり女の子らしい部屋です…特にこのカヤが…しかしこのカヤは必需品でした。

宿の前から撮ってみました。

これから日が沈むまで散歩しようと出かけます。

なんだろうこの感じ、まるで化物語の忍野メメが根城にしていた学習塾後を彷彿とさせる構造です。

これも何と言うか隠れ家的でいいですよね。

突然のスコールに見舞われて雨宿りしていると綺麗な虹が!なんかいい事がありそう!

双子のヤシの木。

これはおそらく学校だと思います。

この木は本当に大きいです!

宿に着く直前にまた雨が降ってきたので、木下で雨宿りしていると二人の男性が入ってきた、軽く挨拶をしてこの島を観光するのにいい方法はないかを聞いてみると一人がこう言った「君のお父さんはドライバーをやっているんじゃない?」「うん、やっているんだけど君は何処に行って何をしたいの?」と質問されたので、あそこに行きたい、ここに行きたいと言うと電話をかけ始めた。

電話の相手は彼のお父さんで少し彼が事情を説明した後私と直接話して明日会ってどうするかを考えようって事で一件落着。

なんか全てがうまく行きすぎている気がする…

今日はこれで終わろうかと思っていたが、もう一つ気になっていたものがあったのでその事についても聞いてみるとそれならそこらじゅうにあるぞと言われたのでその二人と一緒に行ってみる事に。

カヴァ・バーです、それがこのカヴァという飲み物です。

カヴァの根っこを水に入れて作るそうです。

もう正直に言いますが、マズイです!!味は泥!

なんでこんなものにお金を出して飲みに行くんだろうと思います、値段は一杯100円くらいだったと思います。

私はリバースしました…私が飲んで吐いているところの動画を撮りながらゲラゲラ笑っている二人がいました。

このお椀一杯を飲んでは吐いてを2回くらい繰り返しました。