ミニバイク練習

2021年10月27日(水)

久しぶりの投稿になりまして…どんな感じに記事を書いていたのかすらうっすらしか記憶に残っていません!

前回まではほぼほぼ昔の旅行について書いてきましたが、今日からはまたしばらくの間は私の趣味の一つでもあるバイクに関する事について書いていこうかと思います。

記事の内容があっちに行ったり、こっちに行ったりとすると思いますがお付き合いください。

さぁ、本題に入って行きましょう。

コロナワクチンの2回目の接種を終え、全国的にも感染拡大が減少してきたので少しだけ遊びに行く事にしました。

ここは香川県にあるカートランド四国でミニバイクとカートの走行が出来るところです。

興味のある方はカートランド四国で検索してください。

8時過ぎに受付で手続きをして、準備を開始。

マシンの状態は問題ないはずなので、GoProを取り付けるマウントを取り付けているところです。

今度はフロントフォークにマウントを設置中。

完成。

準備万端です。

時間になったので着替えて走行開始。

Nikon Zfc
Nikon Zfc

コースで走るのは本当に久しぶりでおそらく7〜8年ぶり。

マシンに慣れるにもかなり時間を要しました、もちろんコースにも。

半日の走行中に転けるんじゃないかとヒヤヒヤだったけど、転倒する事なくこの日を終えることができました。

やはり、たった半日では過去の自分に遠く及びませんね。

この日最後の走行に行こうと意気揚々とコースに出て行ったんだけど…走行終了時間まで残り20分くらいの時にトラブル発生!!

Nikon Zfc

ホームストレートに帰ってきてアクセル全開!!なんだけど…何かがおかしい。

何故かエンジンが吹けない…エンジンの回転数が下がっていき、1コーナーの手前でエンジンストール。

1コーナーで止まってからも再度エンジンを再度かけようとしたんだけどエンジンはかからず…

この時も、ガス欠かなぁ?とかで燃料コックを予備タンクに切り替えたり、チョークを引っ張ってみたりできることは試したんだけどダメでした。

で、結果…押して帰る羽目に。

ピットに帰ってきて、燃料が入っているかを確認してみるもほぼ入っている。

どうやらRedBullは必要なかったみたいです…

今回は運よく時間一杯まで走ることができましたが、ヘタをすれば走行開始直後にもマシントラブルに見舞われて終了の可能性があったのでラッキーでした。

確かに数年の間エンジンもかけることなく放置していたのでどこかにトラブルが出てもおかしくない状態だったかもしれません。

今回久しぶりに走行しての率直な感想は楽しかったの一言です。

しかし、バイクに乗るときはコースだろうが公道だろうが気をつけましょう!

というのも…

DVC00206.JPG

2010年の夏の出来事ですが、某サーキットで転倒し複雑骨折をした時の写真です。

5ヶ月たってようやく松葉杖を使わずに立てるようになり(本当に立ち上がるだけです)、更に1ヶ月後でようやく部屋から玄関までの距離をやっと歩けるレベルまで回復。

事故から8ヶ月後でようやく家から普通に歩いて数分のところにあるコンビニに15分かけて歩いていけるレベルになりました。

そこから1ヶ月はとにかく歩けるだけ歩いてリハビリで普通ではないが、まともに歩けるようになりました。

楽しい事にはそれなりのリスクが付きまといますが皆さんも安全に楽しくバイクライフを楽しみましょう!

NSR 50 故障診断

2021.11.21(日)

前回のサーキット走行からかなり時間が経過してからの修理になります…本当はすぐにでも作業をしたかったんですが、サーキット走行から数日後に足の小指を机の角にぶつけてかなり痛く作業できない状況だったので今に至った…今もまだ痛いんだけど…まぁ、それはさておき。

前回のおさらいとして少しだけ触れておくと、10月27日に香川県にあるカートランド四国におじゃまして遊んでいると、走行終了時間の少し前にエンジンが吹けなくなりエンジンが停止して走行不能になった。

ということで、まずは外装を取り外してご機嫌を見てみる。

まずは、配線が外れていないか配線が切れていないかを確認するも、そんな痕跡は見受けられなかった。

そこで、もう一度考察する事にした。

まずはエンジンが、停止する直前の出来事を思い出す。

エンジンが吹けたり吹けなかったりする感じで、いきなりエンジンが停止するという感じではなかった。

なのでピストンが焼き付きを起こしたとは考えにくい、焼き付きを起こしたりするとリヤタイヤがロックしたりする。

デトネ(デトネーション)かとも考えたが純正のCDIで点火時期をいじくってもいないのでその可能性も低いだろうとう思う。

*デトネーションを簡単に説明すると点火時期を早くすることでピストンに穴が開く現象。

なので、エンジン関係のトラブルではないという結論に至った。

エンジン始動に必要な三大要素というのがあって、1.良い圧縮2.良い点火3.良い燃料

この三つの要素のうちの3.燃料に関しては確認済みなので問題なし、1.の圧縮に関しては2サイクルのエンジンでは測定ができないので、あると仮定する。

なぜ測定できないかは今は置いておこう。

やはりこうしてみると2.の点火に問題がありそうだ。

電装系のトラブルで多いのがCDI、レギュレーター、イグニッションコイル、まぁ、他にも色々あるのだけれど、このシンプルなNSR50の装備ではこれらしか思いつかないという事なんだけれど。

なので、予備がもうワンセットある部品を一個一個取り替えていく事にした。

まずはレギュレーター。

交換して、エンジンをかけに行くがかからない…。

本来はキックというものがついているのだけれど、レース車両には軽量化ということで取り外しているのでエンジンをかけるには押しがけになる。

こんな時にキックがあればなぁ〜と思う。

続いてCDI。

このCDIはよく壊れる、特に社外のは。

今までに3つは壊れている。

CDIを交換してエンジンをかけに行くもかからない…

プラグを外して状態を見るも特に問題ない、プラグをエンジンから外しフレームにつけた状態にしてエンジンをかけに行くが…火が飛んでいない。

*危険なので真似をしないで下さい。

本来なら、ブースターケーブルのマイナスをプラグとフレームに繋いでから火が飛んでいるかを確認するべきだったんだけど、ブースターケーブルが見当たらなかったのでしょうがない。

プラグを外したついでにシリンダーヘッドのプラグ穴からピストンを見てみるも、ピストンに穴は空いていなかった、一安心、つまりデトネの可能性は消えた。

火が飛んでいないという事で、イグニッションコイルを交換してエンジンをかけに行くもエンジンはかからなかった。

電装部品で可能性のある物全てを交換してエンジンがかからなかった。???考えたくはなかったが、まさかハーネス(配線)が中で断線している?

限りなく0に近い可能性だがありえない訳ではない、実際に私が昔乗っていたRX-7は配線内で配線が切れかかっていてエンジンが停まったり、停まりかけたらまたアイドリングの状態に戻ったりしていたことがあったから。

ハーネス(配線)を交換しエンジンをかけに行くも、かからない…???

ハーネス関係で唯一交換していない部品があった、それはキルスイッチ。

交換してエンジンをかけに行くとエンジンが始動した。

原因はこいつ(キルスイッチ)だった。

おそらく、スイッチの部分が壊れたのだろう。

本来、テスターがあればこんなめんどくさい作業にならなかったんだけど…いや、テスターは持っているんだけど、電池切れだった。

今回使用した工具。

プラスドライバー、ラチェットとソケット(#8、#10、2stプラグ用のソケット)、コンビネーション#12。くらい。

今回はハーネス(キルスイッチ)が原因でエンジンが掛からなかったという結果で事なきを得たがもし、キルスイッチを交換してエンジンが掛からなかったらと思うとゾッとするシュチュエーションになっていたと思うので今回はこの程度で直ってよかった。