大崩山(宮崎県)木山内岳 ★☆☆☆☆

2024.11.8(金)

*はじめに書きます!皆さん時には勇気ある決断を下しましょう!!

今回は宮崎県にある大崩山(たいほうさん)に来ました、駐車場はなくこんな感じでちょっとしたスペースに止めます…たぶん4台くらい。

なんでもここは上級者コースらしく岩場を登ったりするところがあるそうなので、しっかり準備して9:05に出発。

最初はこんな感じで根っこと岩です。

そして、ハシゴが。

いつも思うんだけど…岩に生えてる木ってよくこんなに成長できるよなぁ。

隣を流れる川に出て撮影、ここの岩ってほんとにデカい!!

そしてロープを伝って登っていきます。

分岐点に到着、私は三里河原の方を選択しました。

この手作りの橋を渡っていきます。

炭治郎…。

けっこう来ました、根が出ていて今にも倒れそうです!!

尾根に出てしばらく登ります。

それからちょっと行くと…もう山頂手前ですが…その山頂手前から長い急登が続きます。

そして、11:19分に登頂しました。

荷物を下ろして気付きます…「あれ?サングラスがない…」無くしました…高かったんだけど…。

カロリーメイトを食べながら…「まぁ、帰りながら探そう…そんなことより、全然岩場なかったなぁ。」カロリーメイトを食べ終えたら下ります。

そして、分岐まで帰ってきた時に…ちょっとこの湧塚尾根って方に行ってみよう。

ちょっと降りると、川に出て岩場が…そして、対岸にピンクのマークが「あぁ、あっちが上級者コース?」

デカイ岩の上を歩いて対岸へ。

ここで、問題が発生します…渡れるんだけど…ちょっと靴が濡れるかも…ギリ行けるかなぁ?目の前にちょっと川に浸かった岩(両足がちょうど載るくらいの面積)でそこを通らないと対岸に行けそうにない状況。

「なんか…あの岩…滑りそうだなぁ…」とりあえず、右足を乗せてみた…うーん、大丈夫っぽい、で、左足を乗せた瞬間…スッテンと左足が滑りバランスを崩して転けました。

その瞬間右手をついたんですが、指に激痛が…指は一応変な方向には曲がっていませんでしたが腫れています右の薬指と中指が骨折ではないだろうが…ヒビか突き指…(後日病院に行っていないのでヒビでも突き指でもありません)

しばらく川の水で冷やします、その間に登るか下山するかを脳内会議です。

で、出した結果「ちょっと行く」でした。

*山で負傷したらすぐに下山しましょう

このコースは、真ん中に小さな川が流れていてそれを超えては進み超えては進みなので、川を渡る時にまた滑りそうで怖かったです。

ある程度まで行くと、ロープを使わないと上れない場所や手を使わないと登れない岩場が出てきたのでここを僕の山頂として下山を決断しました。

その後は、痛い右の指を庇いながらの下山になりました。

14:30分に下山しました。

それから麓まで下りてくると、ジブリのオブジェがあるところでちょっと休憩。

ここからさらに北上すると、トトロのバス停があったので立ち寄ってみました。

高千穂峰 ★☆☆☆☆

2024.6.1(土)

今回は鹿児島県と宮崎県の境にある高千穂峰に来ました。

まずはこの山について少しご紹介したいと思います。

ここ高千穂峰は神話の舞台になったと言われている場所で、『天孫降臨(てんそんこうりん)』の地とされています。

*天孫降臨とはアマテラスオオミカミの孫ニニギノミコトが神の住む地高天原から地上に降り立ったと言われている所。

ニニギノミコトが天孫降臨した際に天の逆鉾を突き刺したという伝説が残っています。

天の逆鉾は逆に突き刺さっている、つまり逆だと思われていたが最近では『逆(さか)』ということではなく『賢さ』や『繁栄』を表す意味なんじゃないかという説もあるようだ。

他にもこれを作ったのが薩摩(現在の鹿児島)の16代当主島津義久が建立したとか…色々な説があります。

駐車場から撮った一枚で、「あの右が山頂か?すげぇなぁ〜」と思っていましたが…実は違うんですねぇ…まぁ、それはおいおい。

ここにはビジターセンター、食事処、などがあります。

9時50分に出発します。

今回の登山ルートはこんな感じです。

10時ちょうどに登山口に到着、ここから本格的な登山になります。

最初はこんな感じで石畳が続きます、影になっていて暑くなくてちょうどいいです。

ここからちょっとずつ登りが始まります。

コガクウツギだと思われます、そこらじゅうに咲いていました。

今回の登山は火山を登っていくので足場はお世辞にもいいとは言えません…握り拳大の石にその石が細かくなって滑るしこの傾斜角。

下ってくる人は足を取られて転けている人や靴のソールが取れて歩きづらそうに降りてくる人もいました。

登山前にどこかでソールの剥がれがないか?靴紐は大丈夫か?みたいな注意看板を見た気がしたが、特に気にすることなくここまで来たが…まさか本当にソールが取れている人に出会うとは思いもしませんでした。

今回の教訓は登山前の準備でソールのチェック、ソールが取れた時用の何か対策を考える必要があると思った。

ミヤマキリシマです、ビジターセンターで咲いているとは書いていましたが散り気味とあったので残っていてラッキーでした。

普通に写真を撮ってもこの傾斜をうまく表現できないのが悔しくて、ちょっとしたから煽り気味に撮影してみました…だいたい立った状態から見た傾斜に近いと思います。

駐車場があんな遠くに…そして、現在立っている場所が駐車場から見た時の左側の峰のところです…でちょっと行くと…

お鉢でした !!かなり迫力のあるお鉢でした、駐車場から見て右の山頂だと思っていたのがこのお鉢の一番高いところでした…で、振り返ると。

もう一個奥に峰が…まさかあれが山頂!?

なのでお鉢の奥に高千穂峰の頂があり駐車場からは見えなかったんです。

クモがいたんですが…こんなクモ見た事ないなぁ…いや、そんなことよりよくこんな高い所に生息しているなぁ。

ここでお参りをして最後の登りに挑みます。

ここからもまた傾斜がキツく、降りてくる人とのすれ違いと足元の滑る土質に注意して登りましょう。

11時20分に無事登頂しました!1時間半くらいで登頂できました。1574mでした。

そして、今回なぜここに来たかというと…高千穂峰の頂に突き刺さっている『天の逆鉾』

これを幕末の英雄坂本龍馬が妻お龍とこの山に登り一緒に引き抜いたと噂されている鉾で随分前から見てみたいなぁと思っていたので今回これが実現できて本当によかった。

ここに来て思ったけど…あの鉾は本物なのかなぁ?レプリカ?ビジターセンターで聞いてみたらよかった。

12時30分に無事下山しました、それからビジターセンターを訪れじっくり見学。

天の逆鉾のレプリカが展示されていました。

他にも、龍馬が天の逆鉾を引き抜いた時の様子やスケッチなどが書かれた書状を姉に送っている資料なども展示されていました。