雲火焼

2024.11.17(日)

昨日の夜に立ち寄った兵庫県の赤穂市の道の駅で一冊のパンフレットが目に留まりました、パンフレットには『雲火焼展示館桃井ミュージアム』と書いてあります…

「雲火焼?なんだぁ?」と思いながらパンフレットを開いてみると、それはそれは不思議な模様の焼き物が…「なんだよこれ!?…すごいなぁ…しかも幻って…?」という事で、今に至る。

なんともオシャレな雰囲気の展示館、早速入ります。

説明によると、この雲火焼というのは江戸時代後期から明治初期にかけて赤穂の地で大嶋黄谷(おおしまこうこく)という方が生み出した独特な焼き物(上の写真の作品)だそうです。

残念なことに、その技法は弟子に伝えられる事なく生産が終了してしまいます…そして近年に雲火焼が復元されたそうで、今は二人の雲火焼作家さんが作っているそうです。

うーん、なるほど、だから幻…一度途絶えた物を復活させるのは大変な苦労があっただろうと思われます。

雲火焼作家の桃井香子(ももいよしこ)さんと長棟州彦(ながむねくにひこ)さんの二人だけ。

一回やってみました。

牡蠣の箸置きでした。

そして、私が購入したのは桃井香子さんの作品。

係りの方曰くやはり自分が持ち易いような作品になるそうで、女性が作るので女性が持ちやすい形になるそうで、逆に長棟さんは男性が持ちやすい作品になるそうです。

私は手が小さいので、持った感じが桃井さんのフリーカップがしっくりきたのでこれにしました。