山形県

山形の旅は2016年5月28日のことでした。

山形で有名といえばやはり蔵王の樹氷が有名ですよね。

もちろん見たい気持ちはあるんですけど、冬の東北となるとなかなか難しいです。

偶然迷い込んだ道で蔵王町の看板を発見!

この道は結構きつい山道だった、そしてようやく山形市へ。

まずは山寺へ。

この山寺はかの有名な松尾芭蕉が訪れた所。

やはり寺に絶景はつきものですね。

降りて来たところに猫が…でもこの猫、胴長くない?

お土産屋さんで購入した本なんだけど、この冊子がカッコいいよね、内容も面白かったし。

確か一冊500円だったと思う。

山寺から近くにある天童という地域。

ここにはどうしても来たかった。

私の大好きな小説家、西尾維新先生が刀語の第九巻(王刀・鋸)編で天童を舞台に物語を書いていたので機会があれば訪れたかったからだ。

勿論、私自身将棋は好きでよく小学生の時は遊んでました。

この天童市将棋資料館は駅の所にあります。

興味のある方はぜひ。

将棋資料館で教えて貰ったんだけど、この天童市で人間将棋なるものが行われるそうで、人が鎧を着て実際に駒(鎧を着た人)が動いて戦うそうです。

見たかったんだけど時期がずれてましたね、またの機会に。

折角天童市に来ているのだから、将棋の駒を買って帰ろうと思い、将棋屋さんに行ってみた。

かっこいいですよねぇ〜、これは職人さんが一つ一つ手書きで書いていて一つ一つ表情が違うんです。

そして、何よりかっこいいのが玉将だけに書かれたサイン。

私がこの駒の購入を決めた理由というのが、私が訪れた時にはこの方は既に亡くなっていたそうです。

店員さん曰くこれが最後の一個で、少し値は張るがこれを逃すともう二度と手に入らないよと勧めてくれたからだ。

店内を見回していると、よく料理屋さんとかで見かける駒が目に入ってきた。

前から気にはなっていたんだけど、意味とかを調べたことはなかったので店員さんに聞いてみるとこの紙を渡された。

まだまだ世の中知らない事だらけだ。

天童を後にし一路銀山温泉へ。

銀山温泉へ向かう道中。

!!!!!!!!!

衝撃だった! 斬新すぎる!

でもこれにはちゃんとした理由があって、背の低い木の所を走って作物を収穫したりするのに使っているそうだ。

100年を超える歴史ある学校がこうして閉校するのはちょっと悲しいよね。

ここ銀山温泉は千と千尋の神隠しのモデルになったんじゃないかと噂されているところで、見てみると少し雰囲気は似ているように思えてくる。

夕方になると雰囲気がありますよね。

この建物の壁に絵が飾られているんだけど、季節ごとの絵になっていてとても面白い。

ちなみに、冬はこんな感じだそうです。

冬も来てみたいとと思わせる一枚。

宮城県

宮城の旅は2016年6月18日のことでした。

宮城県と聞いて一番最初に思い浮かぶのは伊達政宗ではないでしょうか?

あとは日本三景にも選ばれている松島かなぁ?

私が旅行で仙台に行くことを友達に話すと、「絶対牛タンを食べた方がいいですよ!」とアドバイスがあったので頭の片隅に牛タンを思いつつ旅に行きました。

かっこいいですよね! 凛々しいというか精悍な感じで。

実はこの宮城の旅に出る前に『YOUは何しに日本へ』という番組で伊達政宗を大好きな外国人の密着を放送していた。

その外国の方は写真を撮る時間を凄く気にしていて、なんでも午前中じゃないとダメだそうで…その理由というのが、午後からだと逆光になって綺麗に撮れないとの事でした。

そんなことまで調べているなんて、そうとう好きなんだなぁと思いながら…外国の方の言う通り午前中に行ってみた。

言っていた通り、かなり綺麗に撮れていると思う。(残念ながら当時使っていた携帯はおそらくiphon 6s)画質があまり良くない。

『独眼竜』伊達政宗というとやはり片目(右目)を眼帯で覆っているイメージが強いが、この銅像の伊達政宗は眼帯をしておらずしっかりと目を開けている。

どうやらこれは、この街をしっかり見て見守っていくということだそうだ。

お城の跡です。

この石垣も圧巻ですよね…本当どうやって積み上げたんでしょう?

今みたいに機械もない時代に。

伊達政宗像を後にし、次の目的地は日本三景の一つ松島。

松島に到着したらいい感じにお昼の時間だったので、その辺を散歩がてらお店を探していると目につくのは牡蠣や海鮮、そして牛タン。

かなり悩んだが結局牛タンにすることに。

美味そう!いや美味しかった!!

牛タンって焼肉屋とかだと凄く薄く切られて出でくるから、なんとなくそのイメージだったんだけど。

この分厚さそしてこの量、申し分なかった。

値段は忘れちゃったんだけど、そこまで高いって事はなかったと思う。

まずは高台にある展望台から日本三景を拝んで見ることに。

高台といっても木などがあってそれほどいい感じに写真は撮れていないんだけど、まぁこんな感じです。

福浦島に渡る橋、なぜだろう昔から赤い橋をみるとワクワクするというか…ついついカメラを向けちゃいますねぇ。

この細い道を抜けるとそこには…

また赤い橋でした。

よくみるとこの橋はなんだか真新しい感じがする。

「何年回に一度の割合で塗装しているんですか?」と観光案内の人に尋ねてみると、この橋は2011.3.11に発生した津波で壊れてしまっていたのを修復したそうです。

その後も観光案内の人があの津波でこの辺りは2階近くまで浸水して今でも壁などで津波が来た場所は色が違ってるよと教えてくれた。

確かに色が違っているのが見受けられた。

ここでも松尾芭蕉さん。

旅してますねぇ〜、つまり私の大先輩になるんですね。

観光案内の人がこの雄島について説明してくれたんだけど、もう昔の事すぎて覚えていないんだけど。

上の写真のお堂みたいな所で徳の高い人が修行していたというのだけは覚えているんだけど、それ以外のことは忘れちゃった。

今度行ったらちゃんと説明聞きますね。

福島県

福島の旅は2016年5月29日のことでした。

福島県って大きいよなぁ〜、本州では一番大きなんじゃないかなぁと思って調べてみると…本州では2番目だったんですね。

本州で一番大きいのは岩手県だそうです、残念ながら岩手県には訪れたことがないので私の訪れた地域では福島県が一番大きい事になります。

日本でって事になると言うまでもなく北海道がダントツですね。

当時の私は浅草を観光してしている時に浅草を下駄で歩いている人見かけて、いいなぁ〜と思い私も欲しくなっちゃいまして…調べていると福島県で下駄を作っている事を知り行ってみる事に。

この木の積み方、すごいですよね!

倒れないか心配です。

お店の方ですねぇ、この写真は出していいのかな?

一応許可はもらってるんだけどなぁ。

この木が桐だそうで、よく桐ダンスとかで使われている高級木材です。

普段はこのような裏側というのは見せていないそうなんですが、ご主人が私の事を気に入ってくれたのか見せていただける事に。

ありがたいです。

ちなみに私が購入した下駄というのがこれです。

この下駄は漆を施しているんだけど、全部を漆にするんじゃなくて黒い部分を模様として出すのに磨いては乾かし、磨いては乾かしを繰り返してこの模様を出しているそうです。

この一足を仕上げるのに数ヶ月ほどかかっているそうです。

この鼻緒もこだわりがあって、この鼻緒は柄の部分と足に接する部分の材質が違っていて足に接する部分は柔らかく足に傷ができないようになっています。

一方で安い鼻緒はそのような施しがされていなかったので足に負担がかかりそうでした。

背景が見窄らしくて申し訳ないのですが…下駄は一級品なので!

実は今日ブログを書くにあたってお電話させてもらいました。

ご主人も元気そうで何よりでした。

また訪れたいですねぇ〜。

*ちなみに先日山形県の記事をあげた時の中島清吉商店さん(将棋屋)も今日お電話してブログへのアップの許可を頂きました。

ありがとうございました。

その辺りの配慮がなかった事を謹んでお詫び申し上げます。

話が逸れましたが、ここ福島の喜多方という地域はラーメンが有名で喜多方ラーメン。

残念ながら写真は残っていないんですが大変美味しかったです。

喜多方を訪れた際にはぜひ本場の味を。

下駄屋さんのご主人にこの辺りでおすすめの場所を聞いてみたところ、磐梯というところを教えていただきました。

なんでもそこにはすごい色の池があるということで絶対に行ったほうがいいとのことで、磐梯の五式沼へ。

五式沼に行く道中、もう6月だというのに山には雪が残っているんですよ!

私の住んでいる地域ではありえない光景なので。

文字通り、青でした。

この子は人懐っこかったですね、ばっちりカメラ目線いただきました。

この沼の色をどうしても携帯のカメラで綺麗に撮ることができなくて…本当はもっとすごい青いんだけど、これが限界でした。

この色を初めてみた瞬間に本当に自然が作り出した色か?

絵の具でも混ぜてるんじゃないの?と思うほどのエメラルドグリーンでした。