2019年5月16日
アユタヤから帰ってきて夜ご飯を食べて、さてどうしようかと考えた結果。
バックパッカーの聖地カオサンロードに行って安宿を探そうという考えに至ったので早速移動します。
空港からカオサンロードの近くまでバスが出ているのでそれに乗って行きます。
カオサンロードに到着したんですが、爆音で音楽が流れていてうるさいだけのストリートでした…なのでここで宿を探すことを諦めてしばらく色々見て回りました。
ワニの蒲焼!!なんとも豪快です!
2019年5月17日
カオサンロードで一泊する事を諦めた後は明日の目的地まで行く為にバスターミナルまで行くことに…しかし時間はもう夜中の12時くらいです。
近くに止まっていたトゥクトゥクにバスターミナルまでの値段を聞くと2000円くらいだったので話にならないのでトゥクトゥクは諦めて徒歩で行く事に。
距離で言うと10kmくらい車で10分くらいみたいだ。
大きな道を歩いていると途中で歩道がなくなった…どうやらその道は高速道路のようなところに合流する道だったみたいで引き返すことに、かなりの距離を歩いたんだけどなぁ。
今度はなるべく小さな道などを選んでいると、野良犬が多くなってきます。
もちろん威嚇して吠えてきますが彼らの縄張りを抜けると追いかけて来ることも、吠えることもないのですが…問題はおそらく飼い犬で首輪も鎖もついていない奴らです。
とある路地を夜中の2時くらいに歩いていると一軒の家の前に4〜5匹の犬が寝ていましたが、私が歩いて来る気配を感じたのかその家の前を通り過ぎた瞬間に全員がものすごい勢いで吠えながら走って来ました!!
もちろん私も全力でダッシュです!50mくらい走ったら今度は前の方から吠えてくる声が聞こえて来ました!!挟まれた!と思った瞬間に急に止まって追いかけて来ていた犬に私のカバンを一撃ぶつけて、噛みつこうとしてきた犬にもそのままカバンをぶつけて一瞬怯んだ隙に誰かの家の塀に駆け登りことなきを得ましたが、その犬たちはしばらく壁に登った私に吠えた後帰っていきました。
しかし、問題はここからですよ!道を引き返すにしてもさっきの犬たちとまた対峙しなければいけないし進むにしても前にもいる事が分かっているのでその塀の上でしばらく考えていたら…登った塀の家の前の人が家から出てきて私に話しかけてきてくれましたがタイ語なのでさっぱり分かりませんがおそらくこんな感じのニュアンスだと思います。
男:「どうしたんだ!?そんなところで?犬が吠えていたけど!?」
私:「いや、犬に追いかけられたからここに登ったんだ!」
男:「とりあえず、犬はもういないから降りてきてこっちに来い。」
とりあえず塀から降りてその人の家の敷地に入れてもらうことに。
男:「これを飲め」って水をくれました。
男:「お前はどこに行きたいんだ?」
私:「バスターミナルまで行きたいんだけど」
と言っても英語が分からないので説明しても解ってもらえません…すると車の鍵を持ってきて私が入った路地の入り口まで送ってくれました。
本当にありがとう!しかも夜中の2時3時に!
*狂犬病を持っている犬もいるのでとりあえず野良犬には注意しましょう!
今度はそこからまた大きな道を選択して歩いていても野良犬が…吠えられ、追いかけられを繰り返してさすがにうんざりしていると、タクシーの運転手が立ちションをしてからタクシーに帰って行くところが目に入ったので声をかけてバスターミナルまで行けるかを聞いてみると二つ返事でいいよと返ってきたので乗せていってもらいました。
提示された金額に少し上乗せして代金を支払ってあげました。
ようやく到着、カオサンロードを12時に出発してここに着いたのが4時前のことでした。
このバスで目的地まで行きます。
#68番のバスで始発はたしか6時くらいだったと思います。
目的地の入り口です。
乗ってきたバスの運転手にここに着いたら教えてとお願いしていたらちゃんと教えてくれました、しかも降りる時に「帰りは11時くらいにここを通るからそれに乗ればいいよ」と教えてくれました。ありがたいです!
ここからすぐの所にお寺が…でも私の目的地はこのさらに奥。
私が来たかった場所がこの地獄をテーマにしたお寺です。
『クレイジージャーニー』でお馴染み奇界遺産の佐藤健寿さんが違う場所の地獄をテーマにしたお寺を取材していました。
地獄をテーマにしたお寺のことは随分前に本で見たことがあったので存在自体は知っていましたが、二つあることは知りませんでした。
ジャーニーを観た後にここを訪れたので、なんか違うなぁと思いながら見て回ってようやく「あぁ、佐藤さんが訪れた所と違う場所で地獄をテーマにした場所が他にもあるんだ」と理解しました。
ここでもかなりの数の写真を撮ったんですが…正直どれもこれもモザイクをかけないといけないレベルだったのでここではほんの一部をご紹介します。
入り口に鬼の像がお出迎えです!
敷地の内部はこれ以上にグロテスクなものが数多く存在しています。
奥に見える金色の僧侶に何かを懇願しているみたいです。
でかい鳥が上から人間の臓器を狙っているみたいです。
これは良く分かりませんが、日本の感覚で言うと地獄に垂れてきた蜘蛛の糸を登って行くような感じでしょうか?
このドクロの上には大きな釜が置いてあって人間が浸かっている状態だったと思います。
これも良く分かりませんが、頭部が何かの動物になって皆さんお祈りをしているみたいです。
*ほんの一部です。
寺の敷地内にちょっとした池があって、そこにいた大型のトカゲです全長は1メートルを超えていると思います。
ここからは別の敷地内で何をテーマにしているかよく分からない場所でした。
ここでもモザイクを掛けるべきものがあったので一部をご紹介します。
ジュースじゃないですよ!ガソリンです!!
これってどうなんだろう、危ないように思うんですけど…
ご飯を炊いていました。
バス停から撮った一枚でこのバスは朝乗ってきたバスです。
バス停です。