2022.1.26(水)
今日はプラグとキャブ(キャブレター)。
まずは、簡単なプラグから。
プラグコードを外して、プラグレンチでプラグを外します。
左は新品、右は付いていた物…終わってますねぇ〜。
プラグを入れ替えてプラグは終了。
さぁ、続いては問題のキャブです…昨日の終わりにキャブからガソリンが滲んで漏れている事が発覚したのでキャブを取り外してOH(オーバーホール)。
*まずはホースの片方にクリップを付けて上下のホースが判るようにしておく。
昔このホースを逆に付けて、コックをONにしてもRES(予備タンク)状態になるという面倒臭い事態になった記憶があったのでキャブを外す前にどちらのホースなのかが判るようにしましょう。
ホースに目印を付けたら、キャブに付いているチョークのワイヤー、ホーンのブラケット、エアクリーナーのネジ、アクセルワイヤー、なんだか分からない配線を外します。
このなんだかよく分からない配線というのは、スーパーカブには付いていない構造の物なので今回初めて見ました。
おそらく、特殊なカブにだけ付いている構造のキャブだと思います。
後で外しそうなネジやボルトはキャブがエンジン本体にしっかり固定されている状態の時に一度緩めておきましょう、というのもこのような古い車体はネジやボルトが固着している可能性があるのでキャブ単体にした後にネジやボルトを外すことが困難になることがあります。
私は何度かネジやボルトの頭をナメて外すのに苦労した事があります。
さぁ、いよいよホースを外していきます…が…
ホースを外した瞬間にホース側とコック側からガソリンがダダ漏れになります…慌ててホースを元の位置に戻しますが床はガソリンまみれです…あぁ、だりぃ。
*写真の赤い矢印はガソリンです、気をつけましょう。
*写真の水色はガソリンタンクからのガソリンの流れ。
そういえば、こんな構造でしたね…忘れてました。
ホースを元に戻した状態で、さてどうしたものかと考えます…!!ガソリンはタンクにどれくらい残っているのだろう?
残念ながらほぼ満タン…何してくれてんだよ!自分!!
本来は、ホース内のガソリンの流れを止める道具(ハサミみたいなストッパー)があるのですが私は持っていないので一番確実な方法を選択…
しょうがないのでタンクの中のガソリンを全部抜きました。
逆に上のホースを外しても同じ状況になります。
ようやく外せました。
キャブを外したらヘッド(シリンダーヘッド)内にゴミや異物が入らないようにウエスなどを詰めておきましょう、そして外したボルトもなくさないように付けておきます。
*ボルトなどはなくさないように管理できるのであれば元の場所に戻す必要はないです。
今日はここまで、今回の工具はプラスドライバー、メガネ(8、10)、マイナスドライバー、ラチェット、ソケット(10、プラグ)、ペンチ。