2024.6.22(土)
今日は福岡県の桂川町(けいせんまち)にある有名な古墳に来ました、あいにくの雨ですが、博物館なのであまり気にせず活動できます。
あいも変わらず開館と同時に入館して早速お勉強。
入り口の所に…吉村作治先生が!!来られてたんですね!最近『クレイジージャーニー』でもエジプトスペシャルに出演されてるの見ましたがこの歳になっても情熱を注ぎ込める先生に頭が上がりません。
これは館内にある装飾古墳のレプリカです。
この大塚古墳は年に2回一般公開がされているそうで、4月と10月だそうです。
ちょっと見たいんだけどなぁ〜…その時期は無理なんだよなぁ。
実際に古墳を見てみる事に。
この先に装飾古墳があるんですね。
こうして見てみてもやっぱりただの小高い丘でしかないんだよなぁ。
装飾古墳は九州に多いみたいです。
しかし、古墳って日本全国に凄い数あるんだけど、その形をとどめて現在まであるっていうのが凄いよね。
古墳時代って3世紀〜7世紀(西暦で300年〜700年)くらいまでだけど、千数百年この大塚装飾古墳に関しては540年頃って考えられているんだけど、単純に1500年。
ここの調査でこの古墳の土は違う質の土を何層にも重ねて作ったそうで、イメージとしてはミルフィーユみたいな感じ、そうすることで雨、風、衝撃などに強い構造になるそうです。
例えば表面に粘土質のような土を置くと耐水性があるので雨に強く、その下に小石とかの層を作ると排水性がよく水のダメージが軽減されるといった特徴があるみたいです。
よく昔の人はこんなことを知っていたよなぁ、感心する…でもどうやらこれは大陸(中国)で用いられていたそうで、その文化や技術が日本に入ってきたという感じだそうだ。
ちょっと寄り道。
土師窯という窯元があるというのを情報誌でみたので立ち寄ってみた、その情報誌の紹介では昔ながらの製法で作っているそうで、蹴ろくろや登り窯などで作っているそうなので事前に電話をして店内を見せてもらう事に。
しっかし、蹴ろくろとか登り窯なんて言葉ほんの1週間前に有田と伊万里で覚えた言葉がこうして出てくるとは思いもしなかった。
店内は家に上がる感じのギャラリーになっっていたので、短パンにビーサンなんて格好できてしまってほんと申し訳なく思いました、親切にもタオルまで持って来ていただきました。
なんでも話を聞くと、唐津焼だそうで…たしかに荒い土を使用していました、私の持っている蛇蝎(だかつ)よりも荒い土質でした。
ギャラリーには普段使いするお皿とかコップ、などがありました、また茶道に使用する物とかもありました。
すごく綺麗な器があって釉薬の色形が理想的な物だったのでそれについて聞いてみると、本来は湯呑みとかではなくキセルとかの火を入れておくという用途の代物だそうで、私的には容量とか形、色が本当にいいなぁと思って値段を見ると5万円くらいしていたのでまた今度だなぁと諦めました。
そこで、今回はカップを購入することにこのカップだけ黒色に茶色の色が出ていて良かったので購入しました。
これもまた口当たりがいいです。