オーストラリア大陸縦断

旅12日目 2019年3月13日

この日の午後にはアデレードを出発する予定だったので、午前中は散策。

アーケード街へ行ってみることに。

こんな感じで両サイドにはオシャレでセンスのいいお店が並んでいます。

アーケードを抜けると、裏にもスーパーだったり洋服屋だったりがありました。

ゴミ箱ですが、ほんとセンスがいいよなぁ〜。

映画の撮影をしていました、あの『ハリーポッター」で有名なダニエル・ラドクリフさんが出ている映画だそうで、アフリカのお話だって警備の方が言っていました。

残念ながら、ラドクリフさんは見受けられませんでした…残念。

で、この映画について調べてみると(ウィキペディア)…1978年のアパルトヘイトのお話だそうで実話を元にして作られたそうです。

映画のタイトルは『プリズン・エスケープ脱出への10の鍵』だそうです、今度見てみようかなぁ。

『水曜どうでしょう』の旅の企画ではここアデレードがゴールでしたが、私たちはまだまだ走ります。

アデレードを少し北上した後は東へ向かいます。

ここはSA州(サウス・オーストラリア)とNSW州(ニュー・サウス・ウェールズ)の州境です。

のどかな風景です、かなり遠いですが白い点々は全部羊です、この辺りはもう肌寒いくらいの地域だったので羊さん達にはちょうど良さそうです。

少し前のポートオーガスタの夕方くらいからは少し肌寒くなってきていました、アデレードでは完全に寒かったです。

旅が始まって12日目、なんと7777km!!

私はこの時寝ていたんですが、Tくんが起こしてくれました。

この日の目的地はミルデューラという街です。

ここに来た目的というのは、旅の初日に同じシェアハウスから違う街に引っ越したワーク仲間がこの街で働いているということを言っていたのでお邪魔しました。

これはスーパーマーケットに立ち寄った時に売っていたカレーのルウなんですけど、デカイんです、しかもこれ箱の隅に輸出用って書いてあります。

ここがワーク仲間が働いていたコリアンレストランで、テイクアウトだけでしたがおいしかったです。

店の棚に並んでいた辛そうなソース…一番左はヤバそうですよね…ドクロついてるし。

今日はちょっと寄り道、でもこの寄り道のおかげで、次の日は素晴らしいアート作品をみることが出来ました。

オーストラリア大陸縦断

旅13日目 2019年3月14日

ミルデューラから少し東に進んだところだと思います、なにやら大きな車などが展示してあったので見てみることに。

さっきいた所から南に進んだところに巨大なアート作品が!

さらに進んだところに別のアート作品が!!

渋いよなぁ〜。

更に更に進んだ所にアート作品が!!!

なんなんでしょうねぇ〜、サンダルを奉納してるみたいです!

なので…

私も奉納してきました、私がKマートで2ドル(160円)で購入した愛用のサンダル。

人の家の庭先にウサギちゃんが!野良だと思いますが…

久しぶりに海を見ました!私はやっぱり海が好き!!

なんかのCMみたい。

!!はりモグラです!道端を歩いていたのを発見し、こうして来てみたら穴を掘りはじめました。

ここはグレート・オーシャンロードという所です。

いい感じに日が傾いています。

で、私達はタスマニア島に行く為にフェリーを予約しました。

料金は371ドル(約3万円)。

大人二人と車一台の料金です…高いよなぁ、しかしこれしか方法がなかったので仕方ありません。

本土のゴールはメルボルン、もう少し。

オーストラリア大陸縦断

旅14日目 2019年3月15日

朝起きると何かがカサカサと音がする…音のする方を見てみると!!

メチャクチャデカイです!!確かにズームにして撮っているんですけど、それにしてもです!

これに噛まれたら痛そう…

この日は朝日がこの景色を照らすことを期待していたのですが…残念ながら曇りです…昨日の日が沈んでからと同じ風景でした。

ここから遊歩道を通って違うポイントに行ってみました。

下に降りてきました、下から見上げるとなかなかの高さがあります。

この他にもいくつかのビューポイントがあるみたいですが、先を急ぎました。

遂に見えてきました!本土のゴール、メルボルン。

本当はメルボルンに早めについて観光でもと思ったんですが、駐車場とかがなかなか空いていないんですね、なので買い物だけにして観光はしませんでした。

このメルボルンの中心地にはトラム(路面電車)が走っていて、車が通る車線の上に線路があるんですけど、そこを通るときは焦りました…

私「えっ!ここって走っていいの?前にトラムが止まっているんだけど…」

Tくん「バックする?あっダメだ後ろ車が…」

後ろの車からクラクションを鳴らされ私達がオドオドしている間に横からバイクがすり抜けていきました。

Tくん「バイク通ったからいいんじゃない?」

ということで、そのまま通過して事なきを得ました。

これ後で聞いたら、全然通ってよかったみたいです。

旅15日目 2019年3月16日

朝の6時からチェックイン、気づいたらもう車は結構並んでいました。

かなり大きな船です。

それもそのはず、車の収容が500台だそうです。

この船旅は約10時間くらいでした、朝の9時か10時くらいに出港してタスマニアの港に着いたのが夕方の7時くらいだったと思います。

大きな船なので船酔いはあまり心配していませんでしたが、本土とタスマニア島の間の海は結構荒くてじんわりと揺れました。

安宿の外観がないですが…トンボがいたので撮影。

宿を探してゆっくりしたらもう8時くらいでした。

トンボって英語でドラゴンフライって言うんだけど…どの辺がドラゴンなんだろう?

遂に本土を脱出!

次なる冒険へ。

オーストラリア大陸縦断

旅16日目 2019年3月17日

デボンポートの町を散策したんですが、土曜日か日曜日だったのでお店がほとんどお休みでした。

う◯こミュージアムちょっと行ってみたかったんですが…行きたい所を優先したら行く事を忘れていました。

で、今日の目的地はスタンレーという所です。

タスマニアのエアーズロック。

登ってみました。

ここは『風の谷のナウシカ』のラストシーンと噂されているところで、たしかに頂上は風が強くてこの草のなびく感じとかは似ていました。

青い服を着ていくべきでした…

麓の町を散策、こじんまりとした町でカフェとかアンティークショップ、お土産屋さんなどがありました。

ペンギンの看板!

高圧電線があるので注意しましょう。

続いての目的地はバーニーという町で少し戻ります。

ここバーニーでペンギンが見れるという情報があったのでやって来ました。

インフォメーションセンターで話を聞くと、このインフォメーションセンターの裏でガイドの方が無料で案内してくれるということで夕方まで時間潰し。

カモノハシの剥製、実物は見たことがないです。

このペンギンはリトルペンギンというそうで、なんでも世界最小だそうで、これで大人だそうです…実物を見た時はもっと大きい気がしたんですが。

ここのインフォメーションセンターはお土産を売っていたり、何かの説明があったりと暇潰しには丁度よかったです。

少し散策をしていると、パトカーが来て、警察官が見回りにきた…職質を受けるかと思ったら、特に何もなく私たちの前を素通りしていった…、おい!何も聞んのかい!?

逆にこっちから職質をしてみた、するとその警察官は「ここでペンギンが野良犬とかに襲われてないかを見回っているんだ。」と答えてくれました。

へぇ〜、すごいなぁ〜こっちの警察官は、ペンギンにまで気をかける警察官もいるんですね!

まぁ、普通にお仕事なのかも。

で、歩道から岩場をみていると…いました!

この後に、一箇所に集まってボランティアの方からペンギンに関する説明があり、夜間見る為の注意事項を説明してくれました。

これらは、そこにあったペンギンの一年間の行動と注意事項についての説明書きです。

全部は訳しませんが、ここに書いてあることで重要な事だけを訳していきます。

2.プラスチックゴミ、ビニール袋、釣り糸は捨てるな。

ガイドライン要は心得ですね。

辺りが暗くなってからがペンギンを見るのに適した時間帯になります。

フェンスの内側から見るようにしましょう、フェンスから向こう側はペンギンのテリトリーです。

ペンギンの目は光にとても繊細なので係の人が持っている赤いフィルムを使った懐中電灯を使いましょう。

ペンギンとの距離を少なくとも5メートルはあけましょう。

犬禁止。

タバコ禁止。

春:産卵

月と見るのにベストな時間。

9月は6:35pm、10月は8:00pm、 11月は8:45pm。

暗くなってから見れる確率は60%

夏:羽化

月と見るのにベストな時間。

12月は9:20pm、1月は9:20pm、 2月は8:50pm。

暗くなってから見れる確率は80%

秋:羽毛が生え変わる時期。

月と見るのにベストな時間。

3月は8:00pm、4月は6:15、5月は5:40。

*暗くなってからペンギンを見れる確率は50%。

冬:巣作り

月と見るのにベストな時間。

6月は5:25pm、7月は5:40pm、8月は6:00。

*暗くなってから見れる確率は20%

親子で見れる3月に偶然訪れた私達はラッキーでした。

これは子供ですね。

これは、LEDライトに赤いフィルムを被せて照らしています、赤いフィルターはペンギンにとって眩しくないように工夫されているみたいです。

*一眼レフ、スマホなどのフラッシュは一切禁止です。

夜の8時くらいまで見てもいいそうですが、私達は早めに切り上げて本日の目的地に急ぎます。

今日の最終目的地は、クレイドルマウンテンという国立公園です。

ウォンバットさんですが、残念ながら車に轢かれたみたいで亡くなっています。

可哀想ですが、これが現実です。

実際にこの旅で内陸を深夜に運転していると道路をカンガルーが横切ったりして何度か轢きかけました(Tくんが)。

ルーさんじっとこっちを見てました。

今日1日での移動。

こうしてオーストラリア全体で見てみると、タスマニア島って凄く小さく見えるけど実は結構大きいんです。

北海道の一回りくらい小さいくらいの大きさなんです。

オーストラリアがどんだけデカイかって話なんですよ!

オーストラリア大陸縦断

旅17日目 2019年3月18日

クレイドルマウンテン国立公園の駐車場からの一枚。

ここで受付をしてバスでトレッキングコースまで行きます。

大人一人1500円くらい。

ここが登山口ですね。

この看板の隣の台に入山する時に必要な名前とか電話番号などを記入するところがあります。

*帰ってきたら再度チェックをしてバスに乗って帰りましょう。

トレッキングスタート時刻は9時20分。

ほとんどこんな感じで整備されていますが、途中は整備されていないところがあります。

ここはまだ鎖があるから余裕ですね。

私が目指すところはあの赤丸の辺り…霧で全く見えませんけど…

受付でお姉さんから言われた事ですけど…

*霧が出ていたり、雨が降ってきたら絶対に登らないでください。

とりあえず目指します。

クレイドルマウンテンの手前にちょっとした休憩場所?的なものがありました。

分かれ道が出てきて…写真まで撮っておきながら私は✖️の方に進んでしまいかなりの時間ロスをしました…ゾロかよ!

間違った方に進んで来ましたがこれはこれですごい景色でした。

この少し後くらいに私の向かい側から二人の女性が来たのでクレイドルマウンテンに登ったかを聞いてみると「私達は登っていないはわ、クレイドルマウンテンを回る感じで来たから…」

何!?ここで気づくわけですよ!違う方向に20分も進んでいた事に!しかも走って!!すぐさま20分かけて分岐点まで帰りました。

クレイドルマウンテンを少し登ったところで撮った写真ですけど、足場が悪すぎる…これは確かに雨が降ったら登らないで下さいと言われます。

あの白いポールを目印に進みます。

ちょっと休憩、こうして撮ってみるとなんか迫力ある感じがします。

この岩のバランスがすごいです!今にも崩れそうですけど…

前を行っていたオージーに追いついて追い越してしまったが、このオージーなんだかびびっている感じがしたので一緒に頂上まで行くことに。

一緒に登った甲斐がありました、写真を撮ってあげたり、撮ってもらったりと楽しく登山することができました。

もうすぐで山頂。

一方でTくんは、サンダルで来ていたので登らないという事で先にトレッキングコースを行ってしまいました。

1フィート=30.48cm

1500mくらいですか?そのわりには登り甲斐のある山でした。

少し曇っていますが、霧は完全に晴れました。

こんな岩だらけの場所でも植物が生息しているんですね〜。

下山ていると、登ってくる人たちが…すれ違う時は結構緊張します、狭いですしね。

こうして他人が登っている姿をみるとゾッとしますが、私もここを登ったんだなぁと思うと、これを登ったのかよ〜!と心底感心します。

*ご覧の通り途中はロッククライミング的な要素もあるので充分に注意しましょう。

ここから元のトレッキングコースに戻ります。

だいぶ降りて来ました。

無風状態で水面が反射して綺麗に鏡状態!!最高です!!

ウォンバット!!しかも野生です。

かわいい、夢中でお食事中でした。

この子は…何をしているんでしょう?しばらく見ていたんですがずっと穴に顔を突っ込んだままでした…

駐車場に帰り着いた時間は5時40分くらいでした、8時間20分遊んでいた事になります。

正直言ってクレイドルマウンテンのトレッキングコースだけでも充分楽しめましたし、私の場合は山頂まで行っているので大満足です。

*クレイドルマウンテンの山頂を目指す方は充分に注意して登りましょう。

さぁ、移動します。

今日の目的地に向かっている最中にコンバインでしょうか?デカイ…

今日の目的地はロスというところです。

また教会です。

この街のその辺で車中泊をして寝ようとする直前に、Tくんが「明日ってお店休みじゃないよなぁ〜?」と恐ろしい事を口走った…そしてTくんが調べ始めてすぐに「おぃ〜!明日休みだぞ!!」

なっなっ何ぃ〜!休みだと!!おぃ〜何回目だよお店が休みなのは?

とはいえ、この街に着いたのも結構遅くて一日中トレッキングや登山そして運転で疲れていたのでこの町で休憩というより動く気にもならなかった。

オーストラリア大陸縦断

旅18日目 2019年3月19日

今朝はロスという町からスタートです。

綺麗な並木路です。

ホールデンはオーストラリアの自動車メーカーです。

オーストラリア国内ではたまに走っているのを見かけます。

郵便局です。

あの鍵とか電話とかがレトロでセンスがよすぎます!

あの鍵とかなんだかゲームにでてくる宝箱の鍵みたいだもん。

店内はお見上品なども売っていました。

コンビニです。

パン屋さんです。

店内はこんな感じでオシャレです。

何を食べたかは明日の記事で!

食後のデザート!

イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーのアイスクリームです。

雑か!!まぁ、形はどうあれほんのり甘酸っぱくておいしかったです。

どこのお店だったかは忘れましたが、この橋をバックにオーロラが写っている写真が飾ってありました。

ここタスマニアでは稀にオーロラが観測されるそうで、北半球では見られない色をしているそうです。

綺麗なステンドグラスです!

昨日の夜に訪れた教会は鍵が掛かっていたので、おそらくこっちに移転したのかな?

このお店は木材を使用したお土産ショップです。

フォーク、スプーンなど日用品が多くありました。

雑か!パート2…まぁ、これはこれでって気もしますけど…

ここは洋服屋さんとミュージアムが一緒になっていました。

自分たちの刈られた毛で作られた洋服を着る羊さん。

ウール製品って結構値段が高いんですね値札を見てビックリしました。

店内の奥の方にある博物館は無料で、ご覧の通り昔の品々だったり羊の歴史やウールの違いなどが展示されてました。

羊の種類で毛の質とかが違っていました。

本物の電話Boxと町の歴史紹介の電話Boxです。

受話器を取ると何やら説明が始まります。

南に移動します。

ここから先は動物保護区(BONORONG)の敷地内です。

*BONORONGは簡単に説明すると、怪我をした動物達などを保護して面倒を見ているところで、動物園みたいにしているところです。

ここはリーズナブルで、結構広くて種類も多くて面白かったです。

ここの場所はバヌアツで知り合ったポーランドの方から教えてもらった情報です。

3匹の動物が表示された看板!テンション上がるわ〜!!

ウォンバット生後3ヶ月の女の子だそうです。

この飼育員さんにとても甘えていて可愛らしかったです。

出ました!タスマニアデビル!!

見た目は可愛らしいですが、本当に気性が荒く飼育員さんを威嚇したりしていました。

なんといい写真でしょう!偶然にこのY字の部分に顔を乗せてくれました。

こちらは笑カワセミで、鳴き方が笑っているように聞こえるからその様に名付けられたんでしょう、「ゲラゲラゲラ」って感じでした。

おねむです…

この爪とかすごいイカツイです。

これはエサをあげている最中です、ここはカンガルーを放し飼い状態にしているのでルーとの距離が近いです。

しかも、エサはタダであげ放題です。

*エサをあげていいのはルーだけです。

袋ネコです、この袋ネコはこの前『ダーウィンが来た』で放送されていました。

これは、駐車場で撮った一枚です、カラスみたいですが少し違うようです、名前までは知りませんが…これを見た瞬間にあっ!この鳥って!!ジブリアニメの『魔女の宅急便』で出てくるカラスみたいな鳥っぽい!!

まぁ、この鳥は明日の記事の伏線ですね…

少し南に移動しタスマニアで一番大きい街ホーバートへ。

旅はもう終盤。

オーストラリア大陸縦断

旅19日目 2019年3月20日

結局昨日閉まっていたお店にもう一度行く事にして、朝早くにホーバートを出発し1時間半で120キロの道のりでロスに到着。

ロスの町に入るところにアルパカさんが!!

あまりアルパカさんのご機嫌を損ねて唾を吐きかけられる前に写真を数枚撮って撤収です。

ここが私達が行きたかったロス・ベーカリーです。

ここは、『魔女の宅急便』にでてくるパン屋さんのモデルになったと言われているお店です。

外観を見てもそこまで似ているということはなかったです。

パンというよりパイが多かったです。

店内の席は4つくらいしかないので、外でも食べれるようになっています。

私が注文したのはホタテのパイで一番人気だそうです。

緯度42度について幾つかの説明がありましたのでご紹介したいと思います。

*緯度は赤道に対して平行にして地球の表面を南北に測る線。

この42度線を通過する場所はタスマニアのロス(北)、ニュージーランドの南島、チリ、アルゼンチン。

この緯度42度、経度147.5度の交わる場所がこのタスマニアのロスというところです、で、この42度を通過するところで町があるのはここロスだけだそうです。

こんな感じです。

たまに見かけますよね日本語で書かれたTシャツ。

「ん?」って感じです…なので、私も英語で書かれたTシャツを着るときは意味を理解して着ようと心がけています。

残すところあと2日で、この旅が終わるんですが…ここで大きな問題があります、そうここまで一緒に旅をしてきたもう一人の仲間我らが愛車です。

実はタスマニアに入るくらいから色々とFacebookに載せたり、友達などに聞いたりしていたんですが…引き取り手がなくどうしようかと困っていました。

この日の前日にホーバートの市内にあるいくつもの車屋さんを回ったんですが、残念なことに相手にもされませんでした。

そこで、とりあえず売ることを諦めて解体屋さんに持っていくことにしました。

車屋さんから得た情報の場所に行ってみるも、門が閉まっていますが中で音はします、なので恐る恐る近くにあった大きなシャッターのところから声をかけてみると人が出てきました。

話をしてみると「もう週末だから無理だ、週明けの月曜日に来てくれ」と言われたが、日曜日には二人とも飛行機でタスマニアを後にする事になっている…

事情を説明しても無理だの一点張りだった。

途方に暮れて、車に戻り私はGoogleさんでタスマニアの解体屋さんを調べまくりました、すると一件見つけたのでそこに電話をかけてみた。

すると、電話に出た方がちょっと歳を取っている感じ、そのせいもあって声がこもっていて聞き取りづらいうえに訛っている…とりあえず車をみてみるからおいでという話になったので急ぎその解体所へ。

到着して事情を説明し車をみてもらうと、「うーん、分かった、いつ持ってくる?」と聞かれたので「明日の午後はどうかな?」と言うと「それでいいよ。」ってことで話がまとまってひと段落。

オーストラリア大陸縦断

旅21日目 2019年3月22日

車を処分しに行く直前だと思います。

今回の旅の走行距離は9656km!!

ありがとう!そしてお疲れ様でした!!

車を解体屋さんに持って行ってしばらく待っていると、昨日話したオヤジが車両運搬車両に乗って来たが駐車するときに路上に停めてあった誰の車か知らないけれどその車にぶつけた!!

「おい!あのオヤジぶつけやがったぞ!!」「大丈夫か!?」

ぶつけた後に一応みに来ていたが、あぁ、やっちまったなぁって感じだったがそこまで気にもしていない感じだった。

廃車の手続きをして話をしているとオヤジが「お前たちこの車をいくらで引き取ってもらう希望だったんだ?」と聞いてきたので私が「私達も困っていたから200ドルくらいでも良かったんだけど」って言うと…そのオヤジは「ハハ、それは無理だ!」と言いやがった!

200ドルで無理!!じゃぁいくらだったらOKだったんだ!?

たった200ドルで無理…なら聞くなや!!とちょっとイラッときたが、まぁ、こっちはこっちで車を絶対になんとかしなくてはならない状況だったので文句は言わなかったけれど…それなら市内までのバス代くらいは出してほしかったところだよ!!

正直言って部品取りにするにしてもそれ以上の価値はあるはずだし、ワーホリで来ている外国人に1000ドルでどうといえば買い手はいくらでも見つかるレベルだと思うんだけど…

車の件が片付いたのでゆっくりしました。

Tくんとはここでお別れです、Tくんはメルボルンへ。

旅22日目最終日 2019年3月23日

空港には専用のバスが出ています、タスマニアのインフォメーションセンターでバスのチケットを購入できます。

タスマニアデビルにお別れをして一路ゴールドコーストへ。

やはり、オーストラリアはゴールドコーストに始まりゴールドコーストで終わる!

私達が走破した距離は21日で9656km。

一日平均は460kmと大した距離ではなかったですが、それでもこのデッカイデッカイオーストラリアを旅できたことはとてもいい経験になりました。

また機会があればオーストラリアを旅したいですね。

オーストラリア大陸縦断 おまけ

ゴールドコーストで優雅にクルージング!!

留学時代のシェアハウスオーナーの計らいでボートに乗せてもらうことになったのでの今度は海を冒険です。

普段はあの海岸沿いの歩道から海を眺めたり、見ながら歩いていたんですが…こうして海から陸を見るのは新鮮です!!

少し外洋に出たんですが…結構波が荒かったです、その荒波でオーナーは遊んでましたね。

湾内に帰ってきてからは優雅にクルージングを楽しみました、いや、途中から私が操船したので優雅に楽しむではなかったのですが…楽しかったです。

久しぶりに操船しました、と言うのも私は一級小型船舶の免状を持っているので船に関する知識とか操船は少し経験があったので問題はないんですが、さすがに少し緊張しました。

警察も普通に走行しているので…「日本人の私が操縦しても問題ないのかなぁ?」ってことをオーナーに聞いてみるとそれは免許を持っている人がいれば問題ないとのことでした。

ちなみに、日本の免状を持っていてもそれはオーストラリアでは適用されないみたいです。

聞いた話では国同士で条約を結んでいれば使えるみたいですが詳しくは知りません。

川の方に入りパシフィックフェアの方まで操船して帰ってきました。

この時はKくんも一緒だったんですが、帰ってくるとちょっと元気がなかったみたいです…船酔いしたのかなぁ?

なので、途中からずっと操船をしていたので写真を撮れていません。

しかし、これまた貴重な経験をさせてもらいました、オーナーさんありがとうございました!!

さぁ、帰ります。

今回はフィリピンエアラインズを利用しました、本当ならジェットスターで帰るんですがスカイスキャナーで検索した結果ジェットスターさんより安かったのでフィリピンエアラインズにしました。

ブリスベンの街並みです。

すごい密集ですねぇ〜。